2017.12.30

モウリーニョ、移籍金高騰が続く市場に言及「お金は違いを生み出す」

モウリーニョ
モウリーニョ監督は“クラブ“と”お金“の関係について持論を展開した [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が最近、高騰の激しい移籍金と移籍市場の問題に触れ、“クラブ“と”お金“の関係について持論を展開した。29日付でイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 モウリーニョ監督は以前、インタビューで「マンチェスター・Cはストライカーを買う値段で、DFの選手を買う。彼らのお金の使い方は他のサッカークラブとは違うんだ。もちろん我々も多くの金を使ったが、彼らに並ぶにはまだ十分ではないね」と発言。移籍市場でのマンチェスター・Cを批判すると同時に、クラブの首脳陣への不満ともとれる言葉を残していた。

 今回、インタビューに臨んだモウリーニョ監督は7500万ポンド(約114億円)というDF史上最高額の移籍金でオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを獲得したリヴァプールや大型補強をしたパリ・サンジェルマン(PSG)に触れ、「お金は違いを生み出す」と持論を述べている。

「ユルゲン・クロップがリヴァプールの監督に就任した時、彼は良質な監督だと信頼されていた。しかし、彼はプレミアリーグやチャンピオンズリーグで優勝するためには、今のままでは十分ではないと気が付いたのだろう」

「だからこそ、ファン・ダイクや(ギニア代表MF)ナビ・ケイタを買ったんだ。彼は、狂った移籍市場に飛び込んでいかなければと思ったはずだよ」

「もし、ファン・ダイク獲得のためにリヴァプールが4000万ポンド(約60億円)しか出さなかったら、サウサンプトンは売らなかったはずだ。出せるお金に限界があるクラブもあれば、移籍市場で絶対的に強いクラブも存在するものなんだ」

「PSGは今年、(ブラジル代表FW)ネイマールと(フランス代表FW)キリアン・ムバッペを獲得した。世界のトップアタッカーベスト4のうち2選手を獲得したようなものだ。(アルゼンチン代表MF)アンヘル・ディ・マリア、(ドイツ代表MF)ユリアン・ドラクスラー、(アルゼンチン代表MF)ハビエル・パストーレという選手たちはセカンドチョイスになる」

「お金は違いを生み出すものなんだ」

 加えて、モウリーニョ監督は最近の高騰する移籍金を問題視しつつも、前向きな姿勢を崩さなかった。

「もちろん、マンチェスター・Uは多くの資金を投じてくれている。しかし、問題なのは自分のクラブが投資した金額ではなく、他のクラブが投資している金額だよ。充実した選手層やオプションを持ち、安定性の高いクラブが投資をし続けていることが問題なんだ」

「過去2年間で獲得した選手でさえ、今はすぐ置き換わってしまう。我々は同時に6,7人の選手を購入したりできない。クラブが6億ポンド(約900億円)を使って、1億ポンド(約150億円)の選手を6人取ってくるなんてことは難しいものだ。」

「ただ、(資金を持つ)彼らと競うのはとても難しいが可能だ。際限のない財源を持たないままに、最高のチームを作るためには忍耐力、穏やかさ、そして時間が必要だと感じるよ」

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