プレミアリーグ第20節の1日目が行われた。
プレミアリーグ第20節の1日目が26日に各地で行われた。
チェルシーはホームでブラントンと対戦した。後半開始直後の46分にDFセサル・アスピリクエタのアーリークロスをFWアルバロ・モラタがヘディングで叩き込んで先制。60分には左CKでMFセスク・ファブレガスからのボールをニアのDFマルコス・アロンソが頭で合わせて追加点を挙げ、2-0の完封勝利を収めた。

先発に復帰し先制点を決めたモラタ。今季リーグ10点目となった [写真]=Chelsea FC via Getty Images
バーンリーをホームに迎えたマンチェスター・Uは開始3分、FKの流れでFWアシュリー・バーンズに押し込まれると、36分にはMFスティーヴン・デフールにエリア手前のFKを直接ゴール右隅に決められ、2点先行を許す。それでも後半53分、DFアシュリー・ヤングのグラウンダークロスを、MFジェシー・リンガードが右足ヒールで流し込んで1点差。後半アディショナルタイム1分には、FKの流れでエリア内の混戦から最後はリンガードが右足シュートを沈めて、土壇場で同点に追いついた。マンチェスター・Uはリーグ戦2試合連続ドロー、カップ戦を含めると3試合未勝利となった。

リンガードが追撃弾と劇的同点弾の2発でチームを救った [写真]=Getty Images
FW岡崎慎司が所属するレスターはアウェイでワトフォードと対戦。26分にFWジェイミー・ヴァーディがGKとの1対1を外すが、38分に岡崎のパスを受けたMFマーク・オルブライトンのクロスをMFリヤド・マフレズが頭で合わせて先制に成功した。しかし、45分に左CKでこぼれ球をDFモラ・ワゲに押し込まれ、同点で前半終了。後半に入って65分には、右サイドのFKでMFアブドゥライエ・ドゥクレの折り返しが、GKカスパー・シュマイケルのオウンゴールを誘発し、1-2の逆転負けを喫した。なお、先発の岡崎は73分までプレーした。

3試合ぶりに先発出場した岡崎慎司 [写真]=Leicester City FC via Getty Images
ホームでスウォンジーと対戦したリヴァプールは開始6分、高い位置でボールを奪うと、MFフィリペ・コウチーニョがエリア手前から絶妙な右足シュートをゴール右隅に沈めて先制。その後も攻勢を続け、後半の52分にFKからFWロベルト・フィルミーノが右足ボレーでゴールネットを揺らす。65分にはDFトレント・アレクサンダー・アーノルドがこぼれ球を押し込み、直後の66分にも相手のミスを突いてフィルミーノが追加点。さらに83分にアレックス・オックスレイド・チェンバレンがダメ押しゴールを決め、5-0で完勝した。

1ゴール1アシストのコウチーニョ(左)と2ゴールのフィルミーノ(右)[写真]=Liverpool FC via Getty Images
トッテナムは、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンをホームに迎え、FWハリー・ケインのハットトリックなどで5-2の快勝。ケインは2017年のプレミアリーグ得点数を39に伸ばし、1995年に当時ブラックバーンのアラン・シアラー氏が記録した年間36得点を超え、新たな年間最多得点記録を樹立した。なお、吉田はゲームキャプテンを務め、5試合連続でフル出場した。

2試合連続でハットトリックを達成したケイン。今季リーグ18ゴールに伸ばした [写真]=Tottenham Hotspur FC via Getty Images
【プレミアリーグ第20節】
トッテナム 5-2 サウサンプトン
ボーンマス 3-3 ウェストハム
チェルシー 2-0 ブライトン
ハダースフィールド 1-1 ストーク
マンチェスター・U 2-2 バーンリー
ワトフォード 2-1 レスター
ウェスト・ブロムウィッチ 0-0 エヴァートン
リヴァプール 5-0 スウォンジー
▼27日開催
ニューカッスル vs マンチェスター・C
▼28日開催
クリスタル・パレス vs アーセナル
By サッカーキング編集部
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