ボーンマス戦のコンテ監督 [写真]=Getty Images
チェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督が、28日に行われたプレミアリーグ第10節ボーンマス戦を振り返りインタビューに応えた。同日クラブ公式サイトが伝えている。
試合は昨季王者のチェルシーが現在19位のボーンマスを1-0で下し、公式戦3連勝を挙げた。無失点での勝利は9月23日に行われたプレミアリーグ第6節のストーク戦以来で5週間ぶりである。コンテ監督は試合を振り返り次のように述べている。
「ポジティブなことを多く得られた。今日の試合とパフォーマンスに満足しているよ。チャンスも多く生み出したしね。こういう試合では相手にとどめを刺さないといけない。実際にバランスをとった試合運びをすれば、勝利に相応しい内容でも、ドローのリスクはある。ローマ戦に自信がつくいい勝利だ。ワトフォード戦、カラバオカップ(リーグカプ)のエヴァートン戦と継続して勝利を収めている。このことは非常に重要で、ローマ戦にはベストな状態で臨むことができるよ」
「このリーグにはトップ6と呼ばれるチームが存在する。4チームはチャンピオンズリーグで戦い、残りの2チームはヨーロッパリーグを舞台にする。トッテナム以外のトップチームは勝利しているから今日の勝利は大きいね。今は現実的になって試合をこなしていかないといけない。現在勝ち点は19だが、我々は勝ち点19に値するチームだと思う」
最後に、復帰が待ち望まれるフランス代表MFエンゴロ・カンテについてコンテ監督はコメントを残した。「カンテは(ローマ戦までに)戻ってこれるといいね。彼は準備できているだろう。彼の重要性は十分に理解しているつもりだ。今日の試合にも起用したかったが、リスクを避けた。準備が整えば彼を使うよ」
チェルシーはリーグ戦6勝1分け3敗で勝ち点「19」。アーセナルと勝ち点が並ぶものの得失点差で4位につけている。10月30日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節ローマ戦が控えている。