2017.10.22

自身の役割と使命を語るヴェンゲル監督「“頑固”と“愚か”の間には…」

ヴェンゲル
長年アーセナルの監督を務めてきたヴェンゲル監督 [写真]=Arsenal FC via Getty Images
サッカー総合情報サイト

 アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、クラブにおける自身の役割と使命について語っている。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、21日に報じた。

 1996年にアーセナルの監督に就任したヴェンゲル監督は、在任期間中に数々のタイトルをクラブにもたらしてきた。20年以上にわたる長期政権を維持してきた同監督が、これまでのキャリアを述懐している。

「33歳の時にこの仕事を始めたから、もう35年も続けていることになる。休みなくね。35年間、フットボールの生活に集中し、献身しているんだ。なぜ続けているのかって?この仕事を愛しているからだよ。人の生活や、サッカークラブの次元や価値観にとてもポジティブな影響を与えられるからなんだ。私はこのクラブがその価値観ゆえに世界中で尊敬され、世代を継承していると考えている。だから、その価値観を実践することが私の使命だと感じているよ」

 昨シーズンはリーグ戦を5位で終えてチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したこともあり、今年5月の契約延長に際してはサポーターから不満の声も聞かれた。アーセナルへの献身が終わりを告げる時を恐れているか問われたヴェンゲル監督は、「そうだね」と答えて次のように続けた。

「すべてのものの終わりは未知なる事象の前にあるんだ。もちろん、それはちょっと恐ろしいことかもしれないね。だが、過度に恐れることはしないよ。私は自分がうまくやれると考え、モチベーションも残っている限りはこの仕事を続けていきたいんだ。その日はすぐにやって来るかもしれないし、違うかもしれない。だが、今はこの仕事に完全に集中しているよ」

 長期政権を築いてきた中で、ヴェンゲル監督は時には「頑固」という評価を受けることもあった。同監督もそういった自身の傾向を認めながらも、継続性の重要さを説いている。

「私は情熱的な男だし、家族も私が頑固だと認めるだろう。“頑固”と“愚か”の間には細い線で区別される程度の違いしかないが、人生においてあまりにも早く諦めてしまっては何も上手くはいかないものさ」

「継続性というものは過小評価されている。成功した人たちを見ると、彼らの大半は自分が望んだことを実行するという一貫した決意を持っており、完璧にコミットする準備もできていたんだ」

 自身がクラブに植え付けた価値観を継続することによって、ヴェンゲル監督は名門を再び軌道に乗せることができるのか。68歳を迎えた今も、同監督の挑戦は続いている。

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