2017.10.16

ドロー決着のリヴァプール対マンU、 “トーキングポイント”を英国紙が列挙

注目の一戦はスコアレスドローに終わった[写真]=Liverpool FC via Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 14日に行われたプレミアリーグ第8節で、リヴァプールマンチェスター・Uが対戦。注目の一番は0-0のスコアレスドローに終わった。14日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』は、このノースウェスト・ダービーを“5つのトーキングポイント”と共に振り返っている。

■ダイビングはいつかバレる
 この試合は、審判にとっては悪魔のような一戦だ。人を騙す芸術、大げさなリアクション、細かいファウル、そしてテクニカルエリアの茶番劇が付きまとうカードである。マーティン・アトキンソン主審にとっても骨の折れる仕事だったはずだが、全て完璧なジャッジだったとはいかないまでも、選手の評判に合わせて見事に対応した。

 とりわけ元イングランド代表MFアシュリー・ヤングに対しては冷たかった。とはいえ、これまで何度も審判を騙そうとしてきた選手である。こういう扱いを受けて当然だ。そしてブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョも、シミュレーションの評判に泣かされる場面があった。

 悲しい話だが、今のフットボールはこういう状況に陥ってしまった。審判が真っ先に考えるのは、「騙されていないか」ということだ。確かにわざとらしく転げ回るクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンを見れば、審判の対応も理解できる。

■デ・ヘアは盤石
 彼が世界最高のGKなのか、最近では比較対象が少なすぎて断言できないが、確かなのはスペイン代表GKダビド・デ・ヘアのようなセーブができるのはプレミアリーグでは彼一人だけだ。まるで、両足、頭、膝、お尻、どこでも使ってゴールを奪う一流のストライカーのようにセーブをする。そして常に正しい場所にいてくれる。彼よりも価値のある選手はマンチェスター・Uにはいない。

■サラーの評価は持ち越し
 エジプト代表FWモハメド・サラーは、チェルシー時代にはジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を勝ち取ることができなかった。この試合でも、間違いなくマンチェスター・Uの守備を苦しめたが、何かが欠けている気がした。それは“冷静さ”だ。敵の守備陣を何度も混乱に陥れるも、その度に最後の選択肢を間違ってチャンスをふいにした。最もエキサイティングな選手の一人だったが、まだ25歳なので成長の余地があるはずだ。

マンチェスター・Uは美しい優勝とはならない!?
 まさにモウリーニョ監督のエゴが本領発揮する試合だった。相手にポゼションを譲るも、試合には決して負けない。彼にとっては、夢にまで見るような、興奮して目を覚ますような一戦と言える。

 同監督からすれば任務完了のはずだが、敵地まで駆けつけたマンチェスター・Uのサポーターはあまり満喫でなかったはず。だが、彼らは今後もこういう内容のゲームをしばしば目の当たりにするであろう。最終的に頂点に立つかもしれないが、指揮官は常に華麗に勝利するわけではない。

■歴史は大して意味を持たない
 リヴァプールほどノスタルジーが好きなクラブはない。試合前日には、アンフィールドの新しいスタンドである「ケニー・ダルグリッシュ・スタンド」をお披露目。さらに試合当日、キックオフ前にもダルグリッシュ氏がピッチに登場した。同クラブにとって“歴代最高”の呼び声が高い選手だが、彼を見る度に1989-90シーズン以来、リーグ制覇から遠ざかっている事実を思い出してしまう。マンチェスター・U戦も悪くないパフォーマンスだったが、悲願のリーグ優勝に近付いているとは言い難い。

(記事/Footmedia)

サイト人気記事ランキング

欧州リーグ順位表

リヴァプール
15pt
マンチェスター・C
10pt
トッテナム
8pt
欧州順位をもっと見る
ライプツィヒ
10pt
ドルトムント
9pt
フライブルク
9pt
欧州順位をもっと見る
セビージャ
10pt
アトレティコ・マドリード
9pt
レアル・マドリード
8pt
欧州順位をもっと見る
インテル
9pt
ボローニャ
7pt
ユヴェントス
7pt
欧州順位をもっと見る

欧州人気記事ランキング