新しい応援歌を気に入ったモラタ [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが、クラブのサポーターに感謝を示した。
プレミアリーグ第4節のレスター戦で、チェルシーサポーターはモラタ専用のチャントを用意していた。しかし、同チャントが反ユダヤ主義の言葉を含めたものであったため、モラタは「みんなをリスペクトしてほしい」とファンに歌の変更を投げかけたのだ。
そして迎えた第6節のストーク戦で、モラタはハットトリックを達成した。ファンは歓喜の意味を込めて、同選手に新たな応援歌をプレゼントしている。
その応援歌とは「アルバロ、アルバロ。彼は輝くスペインから来た。彼はハリー・ケイン(イングランド代表FW)より素晴らしい」と、ライバルチームであるトッテナムのエースを引き合いに出したものだった。このチャントを聞いたモラタは『ツイッター』で「新しい歌をありがとう! あなたたちは最高だよ!!」と投稿している。
新エースの応援歌に対して指揮官であるアントニオ・コンテ監督も「私たちのファンはファンタスティックで、いつでも力になってくれる。彼らにありがとうと言いたい。素晴らしい歌で私たちを助けてくれた」とコメント。広報担当のスティーブ・アトキンス氏は「アルバロと話をしたよ。彼は観客が歌を変更してくれたことを、大いに喜んでいる」と明かした。