39秒での退場劇となった [写真]=Getty Images
土曜日に行われたイングランド2部のチャンピオンシップ開幕戦。レディング対フルアム戦で、おそらく今シーズン最速のレッドカードが提示された。
ディフェンスラインでボールを持ったチェコ代表DFトーマシュ・カラスがドリブルでボールを前に運ぶ。しかし、パスコースがないと判断するとそのまま逆方向を向いてしまい、相手2人に囲まれた。あっさりボールを奪われ倒されたカラスが相手を倒してしまい一発レッド。試合開始後、わずか39秒の出来事だった。試合は1-1で終了している。
チェルシーからレンタルで加入したカラス。同日に行われたチェルシー対バーンリーの試合でも、イングランド代表DFガリー・ケーヒル、スペイン代表MFセスク・ファブレガスがレッドカードを提示され退場処分となっている。一日でチェルシーの選手3名が退場してしまった。
なかなか見ることのできない前半開始早々のレッドカード。しかし、世界のプロサッカーリーグで最も早くレッドカードを提示された選手は日本人である。2009年4月15日、当時東京ヴェルディに所属していたMF菅原智が、試合開始9秒でレッドカードを受けた。
また、プレミアリーグとチャンピオンシップ合わせて、開幕戦17試合で6枚のレッドカードが出されている。