失敗するわけにはいかないコンテ監督 [写真]=Getty Images
チェルシーのアントニオ・コンテ監督は「モウリーニョのシーズン」を避けなければいけないと語った。イギリスメディア『BBC』が29日付で報じている。
ジョゼ・モウリーニョ監督は2014-15シーズン、チェルシーの監督としてプレミアリーグ優勝を達成した。しかし翌シーズンに16位までチームが沈黙したことを受け解任の憂き目にあっている。
「2年前、チェルシーはリーグ戦を10位で終えた。あのようなことは二度と起きてはいけない」とコメントしたコンテ監督。昨シーズン、プレミアリーグへ3バックのシステムを輸入してきたコンテ監督は、来シーズンの意気込みを語っている。
「我々は、モウリーニョが過ごした厳しいシーズンを知っている。チャンピオンとして、あのようなことを避けなければいけない。14-15シーズンと15-16シーズンの優勝監督は解任されている。私たちはハードワークして、最高の解決策を見出さなければいけない」とコメントした。
さらに「私たちにはたくさんの若くて優秀なプレイヤーがいる。もっと上に行くために必要なことだ」とチームを分析したコンテ監督。プレシーズンが始まってフルアムとアーセナルに連勝したチェルシーだったが、続くバイエルンとインテルには敗戦。2試合で6失点を喫している。
稀代の名将と称されるモウリーニョですら職を追われたチェルシーで、コンテ監督は自らの地位を確立させることができるか。
By サッカーキング編集部
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