アーセナルが獲得を狙うルマル [写真]=AMA/Getty Images
アーセナルにとってフランス代表MFトマ・ルマル獲得は困難を極めているようだ。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が28日付で報じている。
アーセナルは、今夏にフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを5200万ポンド(約75億円)で獲得。しかし、アーセナルファンは新たな攻撃陣の柱の獲得を熱望している。
多くのビッククラブが同僚のフランス代表FWキリアン・ムバペ獲得に集中しているため、競合相手の少ないルマル獲得に全力を傾けるようだ。
モナコの副会長であるバディム・バシリエフ氏はルマルが欧州ビッククラブのターゲットにされてることを認めつつも「ルマルは残る。私たちはともに話し合ったんだ。彼のような素晴らしい選手を簡単に手放すわけにはいかない」とコメント。さらに「手元に残しておきたい選手は全て、放出候補にはならない」とも応えた。
同メディアによると、モナコはアーセナルに対して6000万ポンド(約86億円)の移籍金を要求。だが、ラカゼット獲得に大金を使ってしまったアーセナルは、今夏に2度もクラブ最高金額を更新するような移籍を望んでいないようだ。
19シーズンぶりにチャンピオンズリーグ出場権を獲得できなかったアーセナル。来シーズン以降のため、そしてファンを納得させるため、新時代を担う新進気鋭の獲得は長引きそうだ。
By サッカーキング編集部
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