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“ギグス監督”誕生はいつ? 本人が可能性を語る「やりたい気持ちはあるが…」

2017.06.27

自身の近況について語ったギグス氏 [写真]=Getty Images

 現役時代、そして引退後もコーチとしてマンチェスター・Uに尽力し続けた元ウェールズ代表MFライアン・ギグス氏が、自身の最近の生活について語った。イギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が同氏に行った独占インタビューを掲載している。

 1987年にマンチェスター・Uの下部組織に入団したギグス氏は、現役最後となった2013-14シーズンの終盤には暫定監督として同チームを指揮。翌シーズンから2年にわたってルイ・ファンハール前監督の下でアシスタントコーチを務めたが、今からちょうど1年前に同職の契約非更新が発表され、29年間に及ぶマンチェスター・Uでの生活にピリオドを打った。

 その後はスウォンジー、ミドルスブラ、サンダーランドなどへの監督就任が噂されたギグス氏だが、イングランド6部リーグのサルフォード・シティで共同オーナー職を務めているものの、コーチ業には就いていない。

 インタビューの中で、昨年マンチェスター・Uを去った理由について聞かれたギグス氏は、「(現監督の)ジョゼ・モウリーニョからオファーが来なかったからだ。でもそれは私の決断によるもので、ルイ(・ファンハール)がいなくなるとわかった時に私も残らないことを決めた」と明かした上で、「ルイの下で3年やって、それからどうするか決めるつもりだった。残念ながらその計画は1年短く終わってしまったが、だからといって監督以外の仕事でクラブに残る気にはならなかった」と当時の心情を語った。

 また今後の動向について話が及ぶと、「コーチ業をやりたい気持ちはあるが、全く急いではいない。いい話があればもちろん聞こうと思う。でもUEFA(欧州サッカー連盟)での仕事もあるし、TVでの解説の仕事もある。今は息子のフットボールをいつでも見に行けるような環境だし、とてもバランスが取れているんだ」と語り、現状に満足している旨を明らかにした。

(記事/Footmedia)

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