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本人の前では“禁句”…モウリーニョ監督に付けられたあだ名とは?

2017.06.14

マンチェスター・Uを率いるモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、同クラブのスタッフから「スペシャル・ワン」という愛称とは別の、あるニックネームを付けられているようだ。13日付のイギリス紙『サン』が報じている。

 昨年夏にマンチェスター・Uの指揮官に就任して以来、クラブの練習場に程近い場所にある5つ星ホテル『ロウリー・ホテル』の一室を仮住まいとして使っているモウリーニョ監督。同監督には“お抱えの運転手”がついており、練習場から帰宅するときや、ロンドンに住む妻と子どもに会いに行くときなど、外出のたびにこの運転手を電話で呼び出すのだという。

 その様子を目の当たりにしたスタッフらは、モウリーニョ監督に「デイジー」というあだ名をつけたそうだ。「デイジー」とは、1989年制作のアメリカ映画『ドライビング Miss デイジー』の主人公である、ユダヤ系の老婦人デイジーのこと。アカデミー賞4部門を受賞した同映画は、アメリカ南部を舞台に、デイジーと初老のアフリカ系運転手ホークの交流をユーモラスに描いた作品として知られている。

「あるとき、練習場で働くスタッフの1人が、ジョゼ(・モウリーニョ)の車が来たのを見て『デイジーのおでましだ!』って言ったのがウケて、それ以来ジョークとして広まっていったんだ。マンチェスターに来てから、監督が2、3マイル(約3キロから5キロ)すら自分で運転していないのは明らかだしね」

 あるクラブ関係者は、「デイジー」というあだ名がついたキッカケをそう明かしている。ただし、「彼はボスだから、面と向かってこんな冗談を言える奴もいないだろう」と、監督本人の前では“禁句”となっていることも強調した。

 なお、モウリーニョ監督は来シーズンもホテル暮らしを継続する模様で、本人の好き嫌いに関わらず、「デイジー」はもうしばらく使われることになりそうだ。

(記事/Footmedia)

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