マンチェスター・Uなどで活躍したベッカム氏 [写真]=Getty Images
イギリス・マンチェスターで4日、テロ事件の犠牲者を追悼するチャリティライブが開催され、豪華アーティストが集結した中、マンチェスター・Uなどで活躍した元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカム氏もビデオメッセージでサプライズ登場した。イギリスメディア『BBC』が伝えた。
5月22日、マンチェスター・Uやマンチェスター・Cが本拠地を構え、サッカーファンにも馴染み深い街で悲劇が起きた。人気歌手アリアナ・グランデのコンサート会場が自爆テロに襲われ、22人が亡くなる惨事に見舞われていた。
事件から約2週間後の6月4日、マンチェスターにアリアナ・グランデをはじめ、ジャスティン・ビーバー、マイリー・サイラス、ファレル・ウィリアムス、コールドプレイ、そして地元出身のテイク・ザットや元オアシスのリアム・ギャラガーなど豪華アーティストが集結。犠牲者の追悼と地元を勇気づけるチャリティライブ「One Love Manchester」が開催され、その様子はYoutubeやFacebookなどでライブ配信された。
マンチェスター・Uの下部組織出身で2003年までトップチームでプレーしたベッカム氏は、ライブの中盤にビデオメッセージで登場。「今夜、会場に行けなくてごめんね」と話し、次のように続けた。
「マンチェスターは長年、僕のホームでした。(マンチェスターの)人々は僕がこれまでの人生で出会ってきた中で最も特別な人たちの一部です。僕にとって、とても大きな意味を持つ場所です」
「1人の父親として、非常に悲しくなる事件でした。私たちはこの日を決して忘れることはないでしょう。今日会場にいる観客やアーティストのみんなを誇りに思います」
「今夜はテロによってとても苦しめられた人たちを想う日であり、この偉大な街が示した不屈の精神を称える日でもあります。みんなの愛が溢れている街です。いい時間を過ごしてください」
"(Manchester's) people are some of the most special I have ever met in my life."
David Beckham sends a message to #OneLoveManchester 💌 pic.twitter.com/I8PMIkRmpE
— BBC Music (@bbcmusic) June 4, 2017
By サッカーキング編集部
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