決勝点を決めたバチュアイ [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第37節が12日に行われ、チェルシーはウェスト・ブロムウィッチに1-0の勝利を収めた。この結果、同クラブは2シーズンぶりのリーグ制覇を決めている。試合後、指揮を執るアントニオ・コンテ監督がコメントを残した。13日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えた。
敵地に乗り込んだチェルシーは前半、引いて守る相手チームを前に決定機を作ることができない。しかし82分、ベルギー代表FWミシー・バチュアイが値千金の決勝点を挙げ、同クラブは苦しみながらもタイトル獲得を果たした。
コンテ監督は「とてもうれしいよ。バチュアイが難しいシーズンを過ごしていたことは皆が知っている。このリーグでのプレーは簡単じゃないからね。彼が今シーズンに2得点できたことは素晴らしいことだ。それらは我々にとっても、彼にとっても重要なゴールだったよ」とコメント。バチュアイの貢献に賛辞を贈った。
また、同監督は「(エデン)アザールとペドロは少し疲れていたから、バチュアイのエネルギーが必要だったんだ。あの決断がすべてを決めたね。私の采配はとても良かったよ。彼は私の期待に応えてくれた」と語り、同選手の投入が勝利の決め手であったことを改めて説明している。
コンテ監督就任1年目でリーグ優勝を果たしたチェルシー。27日にはFAカップ決勝アーセナル戦が行われるが、同クラブに再び歓喜の瞬間は訪れるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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