昨夏に4年ぶりのマンチェスター・U復帰を果たしたポグバ [写真]=Getty Images
史上最高額を記録したフランス代表MFポール・ポグバの移籍について、FIFA(国際サッカー連盟)が調査に乗り出したようだ。イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが9日に報じた。
ポグバは昨夏にユヴェントスから古巣のマンチェスター・Uに復帰。ユヴェントスの発表では、移籍金は1億500万ユーロ(約130億円)で史上最高額を更新していた。『BBC』によると、FIFAはマンチェスター・Uに対して、この移籍に関する契約について「明確化」するよう要請したという。
FIFAは調査の詳細を明かしていないが、前日8日にはポグバの給料やボーナスなどの契約に関する情報が流出していた。イギリス紙『デイリーメール』は、今週にドイツで発売される本からの情報として詳細を報道。ポグバは基本年俸が861万ポンド(約13億円)と肖像権収入が287万ポンド(約4億円)で、シーズン合計給与は1148万ポンド(約17億円)、週給では22万769ポンド(約3260万円)だという。
さらにボーナスとして、FIFA最優秀選手候補になった場合、98万ポンド(約1億4000万円) が加えられる模様。来シーズンの年俸は775万ポンド(約11億円)に減るものの、ロイヤリティボーナスとして346万ポンド(約5億円)が加算され、2018-19シーズンのロイヤリティボーナスは378万ポンド(約6億円)に増額される。そして、チャンピオンズリーグ出場権の獲得や勝利ボーナスなどで、187万5000ポンド(約3億円)が追加されるという。
また、代理人のミノ・ライオラ氏はポグバの移籍によって計4139万ポンド(約61億円)の報酬を受け取っていたことも明かされている。ポグバの移籍金のうち、2280万ポンド(約34億円)がライオラ氏に渡り、さらに5回の分割払いで計1639万ポンド(約24億円)が追加されるという。それに加え、ポグバが代理人に支払うべき220万ユーロ(約3億円)も、クラブが肩代わりしたとされている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト