エンディディ(25番)の先制ゴールを祝福するレスターの選手たち [写真]=Leicester City FC via Getty Images
プレミアリーグ第36節が6日に行われ、日本代表FW岡崎慎司所属のレスターとワトフォードが対戦した。岡崎は2試合連続で先発に名を連ねた。
レスターは18分、敵陣でFKを得ると、キッカーのリヤド・マフレズがペナルティエリア内右にスルーパス。反応したジェイミー・ヴァーディが飛び出したGKの手前で中央へ折り返し、ここへ岡崎が走り込んだが、直前でDFに阻まれてしまい、先制点とはならなかった。
チャンスを逃したレスターだが、その後も優位に試合を進めると38分に試合を動かす。右からのCKがゴール前にこぼれたところを、ウィルフレッド・エンディディが右足ダイレクトで叩き込んだ。
後半に入り49分、レスターは岡崎のスルーパスに抜け出したヴァーディが左足で狙ったが、シュートはGKに阻まれてしまった。
追加点が決まったのは58分。右サイド高い位置でボールを奪ったマフレズがそのままエリア内まで持ち込むと、角度のないところからGKの股下を狙った技ありのシュートを流し込み、レスターのリードが2点に広がった。直後の62分、レスターは岡崎に代えてイスラム・スリマニを投入した。
その後はレスターが反撃を凌ぎながらうまく時間を使い、後半アディショナルタイム3分にはカウンターからマーク・オルブライトンがダメ押しゴールをマーク。試合はこのままタイムアップを迎え、3-0でワトフォードを下したレスターが2連勝を飾った。3ポイントを加えたレスターは残り3試合で降格圏の18位スウォンジーとの勝ち点差が「11」となり、残留が確定した。なお、岡崎は62分までプレーした。
次節、レスターは13日にマンチェスター・Cと、ワトフォードは12日にエヴァートンと、それぞれアウェイで対戦する。
【得点者】
1-0 38分 ウィルフレッド・エンディディ(レスター)
2-0 58分 リヤド・マフレズ(レスター)
3-0 90+3分 マーク・オルブライトン(レスター)