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チェルシー新主将候補のケーヒル、テリーの後継者になるつもりはない?

2017.05.02

チェルシーでプレーするケーヒル [写真]=AMA/Getty Images

 チェルシーのイングランド代表DFガリー・ケーヒルは、今シーズン限りで同クラブを退団する元イングランド代表DFジョン・テリーから全てを引き継ぐことは不可能だと考えているようだ。1日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 ユース時代から数えてチェルシーに20年以上も在籍してキャプテンも務めてきたテリーだが、今シーズンは出場機会が激減。そんな同選手に代わりキャプテンマークを巻いてチームを牽引しているケーヒルは、同じセンターバックというポジションでもあるテリーのことを誰よりも間近で見てきた。

 徹底した自己管理やトレーニング場でのあらゆることに対する取り組み方。その全てを目の当たりにしてきたケーヒルは「彼のしてきたことをそのまま引き継ぐつもりはない。彼がこのクラブでやってきたことを同じように成し遂げられる人なんていない」とテリーの偉大さを強調。

 一方で、キャプテンマークを付けてプレーをすることに関しては「キャプテンマークを付けていようがいまいが、試合に対する気持ちには何の変化もない」と気負いはない模様。しかし「テリーからは多くのことを学んできたし、彼がこのクラブにいる間にもっと彼から学び続けるよ。“自分は自分”と思ってはいるけど、最高の選手から学ぶことは多いよ」と話し、残り少ないテリーとのチェルシーでの時間の中でできる限り多くのことを吸収する構えだ。

 残り4試合で2位トッテナムとの勝ち点差は「4」。ケーヒルを中心としたチェルシーの選手たちは、“ミスター・チェルシー”の花道を飾ることができるのだろうか。

(記事/Footmedia)

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