2017.04.30

【チェルシー戴冠への道】最大の関門エヴァ―トン戦、キーワードは「ルカク封じ」

D・ルイスを中心とした守備陣が相手エースを封じられるかが勝利へのポイントとなる [写真]=Chelsea FC
サッカー総合情報サイト

 プレミアリーグ制覇まで、あと少し。着々と王座に近づくチェルシーにとって、ラスト5試合のうち最大の関門になりそうなのが、敵地でのエヴァートン戦だろう。

 ロナルド・クーマン監督が率いるマージーサイドの雄は現在7位。とりわけホームでは「ビッグ6」のクラブにも引けを取らない戦いぶりで、12月にはアーセナルを2-1で、1月にはマンチェスター・シティを4-0で撃破している。何を隠そう、グッディソン・パークでのリーグ戦はチェルシーも最近7試合で5敗(2勝)と振るわず、相性は決してよくない。

 エヴァートンは目下好調で、年明け以降はホームゲーム全勝(8連勝中)を維持している。そんなチームを支えているのは、そのホーム8戦すべてで点を取っているロメル・ルカク。言わずと知れた「元チェルシー」である。若かりし日にスタンフォード・ブリッジでチャンスを与えられなかった悔しさをバネに、彼は新天地でゴールネットを揺らし続けてきた。そして今シーズンはここまで24得点でプレミアリーグ得点ランキングの首位に立ち、先日は選手投票で決まる今シーズンのPFA年間ベストイレブンにも輝いた。23歳の点取り屋は、いつしかチェルシーの“買い戻し”までウワサされる存在に成長したのだ。

 まさに今が旬のモンスターを止めろ————。間違いなく、これが今回のゲームに向けたチェルシー陣営の合い言葉だ。ただ、アントニオ・コンテと仲間たちは、少なくとも今季最初の対戦でそのミッションを完遂できている。昨年11月、ホームにエヴァートンを迎えたチェルシーは5-0で圧勝しているのだ。

「難敵エヴァートンに、あの内容で勝てたのは大きかった。トップ6ではないが、その差はわずかだからね」

 後にコンテ監督はそう振り返るが、「3-4-3」を導入してから5試合目にして、新システムが完璧に機能し、強敵を圧倒したこの一戦は、チーム全体が大きな自信をつかむキッカケになった。いわば今季のターニングポイントである。中でも、3バックの中央で「ルカク番」の大仕事をこなし、出色のパフォーマンスを見せたのがダヴィド・ルイスだった。

 この試合のチェルシーは、失点はおろか、エヴァートンに枠内シュートすらひとつも許さなかった。撃たれたシュートはわずか「1本」。敵のエース、ルカクがペナルティーボックスの中でボールに触れた回数はなんと「0回」だった。その原動力になったのがアフロヘアーの番人だ。D・ルイスは素早い寄せとインターセプトでルカクへのパスを遮断し、巧みなラインコントロールでルカクを自分たちのゴールから遠ざけつつ、正確なフィードでビルドアップの起点にもなって攻撃にも貢献した。今回のリターンマッチでも、彼が統率する守備網なら再び敵の主砲を搦め捕ることができるはずである。

 また、その日の試合でコンテを何より喜ばせたのは、前半で3点のリードを手に入れてもタッチライン際からゲキを飛ばし続けたボスと同じように、選手たちも最後までハードワークをやめなかったことだった。愚直に、力強く、堅実にコンテの哲学を体現し続ける姿勢が、守備だけでなく攻撃陣の大爆発にも繋がったのだ。

 マン・オブ・ザ・マッチに輝いたエデン・アザールの2ゴール、マルコス・アロンソの移籍後初ゴールに加え、ジエゴ・コスタとペドロもネットを揺らした。特にアザールとペドロのキレが抜群だったが、彼らは現在も変わらず好調をキープしている。「SPEED=速さ」の象徴として、横浜ゴムのショートムービーシリーズ『Push the limit』に登場しているブラジル代表MFウィリアンも含めて、プレミア屈指の2列目が織りなすハイテンポな連携とスピード突破は、アシュリー・ウィリアムズ、フィル・ジャギエルカと平均年齢が高いエヴァートンのセンターバック・ペアを崩すのに十分だ。

「ルカク封じ」と、「スピードアタック」。このあたりが、エヴァートン撃破のカギになりそうである。

■YOKOHAMA TYRES × CHELSEA FC

横浜ゴムは『Push the limit』という全5作からなる新ショートムービーシリーズでチェルシーを応援中!

『Push the limit』とは、YOKOHAMAのタイヤ作りのポイントをCHELSEA選手の特徴になぞらえて作った動画で、シーズン終了時までに2週間毎にチェルシー及び横浜ゴムのSNSにて新作を配信予定。ディエゴ・コスタ、ウィリアンに続き、第3回目はカンテのムービーを配信予定!

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http://www.y-yokohama.com/chelsea/

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