サウサンプトンは首位チェルシーに敗戦。吉田はフル出場した [写真]=Chelsea FC via Getty Images
プレミアリーグ第34節が25日に行われ、チェルシーと日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンが対戦した。吉田はセンターバックで先発出場した。
試合は開始5分にチェルシーが先制する。ペナルティエリア内右に抜け出したジエゴ・コスタが味方の上がりを待ってマイナスの折り返し。ニアサイドに走り寄ったエデン・アザールがダイレクトで右足を振り抜き、シュートをゴール左隅に決めた。
出鼻を挫かれたサウサンプトンだが、25分に反撃が実る。25分、左CKで中央の吉田が頭ですらし、ボールはファーサイドへ。それを受けたマノーロ・ガッビアディーニが中央へ折り返すと、ゴール前のオリオール・ロメウが合わせて同点ゴールを奪った。
しかし、チェルシーは前半アディショナルタイム1分、エンゴロ・カンテが左サイドからクロスを入れると、エリア内右のマルコス・アロンソが競り勝ち頭で中央に折り返す。D・コスタのオーバーヘッドキックを試みるが、その上からガリー・ケーヒルが頭でゴール右隅に叩き込み、勝ち越しに成功した。
1点リードで折り返したチェルシーは後半53分、CKの流れからセスク・ファブレガスが右サイドからクロス。中央のD・コスタが頭で合わせて追加点を挙げた。
反撃したいサウサンプトンは82分、ジェームズ・ウォード・プラウズを下げてシェーン・ロングを送り出す。チェルシーは86分、ヴィクター・モーゼスに代えて、今シーズン限りで退団のジョン・テリーを投入。サウサンプトンもガッビアディーニに代えて、ジェイ・ロドリゲスを入れた。
チェルシーは89分、D・コスタが左サイドからアザール、ペドロ・ロドリゲスとの連続ワンツーでエリア内に突破。中央で吉田に体を寄せられるが、そのまま右足シュートをゴール左隅に突き刺し、ダメ押しゴールを奪った。
リードを3点に広げられたサウサンプトンは後半アディショナルタイム4分、右サイドのセドリックからのクロスを、中央のライアン・バートランドが頭でゴール左隅に流し込み、意地の1点を決めた。
試合は直後にタイムアップ。チェルシーが4-2で勝利し、リーグ戦での連敗を逃れた。一方のサウサンプトンは2連敗。吉田はフル出場を果たした。
チェルシーは次節、30日にアウェイでエヴァートンと対戦。サウサンプトンは29日にハルをホームに迎える。
【得点者】
1-0 5分 エデン・アザール(チェルシー)
1-1 24分 オリオール・ロメウ(サウサンプトン)
2-1 45+1分 ガリー・ケーヒル(チェルシー)
3-1 53分 ジエゴ・コスタ(チェルシー)
4-1 89分 ジエゴ・コスタ(チェルシー)
4-2 90+4分 ライアン・バートランド(サウサンプトン)
By サッカーキング編集部
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