移籍の噂が絶えないGKデ・ヘア [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアにシーズン終了までは試合に集中すべきだとコメント。12日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
デ・ヘアは、9日に行われたプレミアリーグ第32節、アウェイでのサンダーランド戦を股関節の負傷によって欠場していた。これによって、リーグ戦直近63試合連続で出場していた記録が途絶えることとなっていた。しかし、モウリーニョ監督は公式的な発表の負傷とは違い、最近のウェスト・ブロムウィッチ戦やエヴァートン戦でのデ・ヘアのパフォーマンスに満足しておらず、非公開で批判していたことが明らかとなっていた。
同選手には売却条項が存在しておらず、マンチェスター・Uも売却するつもりはないと言われている。しかし、獲得を狙うレアル・マドリードとしてはモウリーニョ監督と同選手との間で衝突があったことを受けて、獲得の可能性があるのではないかと考えているようだ。
この報道を受けてジョゼ・モウリーニョ監督は、「私は推測には興味がない。とても重要なチームでプレーしていて、すべての試合が重要である。プレミアリーグでは、1試合でも負けたらトップ4は厳しくなる。そして、ヨーロッパリーグで負けてしまうと我々はトラブルに陥るだろう。私はすべての試合で選手に集中してほしいと思っている。ダビド(デ・ヘア)が問題を抱えているとは思わない。シーズンが終わってから選手が自分のキャリアについて考えることは何も問題はない。しかし、それはシーズンが終わってからだ」と、シーズン中は試合にだけ集中することを望んでいることを明かした。
マンチェスター・Uは次戦、13日に行われるヨーロッパリーグ準々決勝をアウェイでアンデルレヒトと対戦する。
By サッカーキング編集部
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