リヴァプールで出場機会に恵まれないモレノ [写真]=AMA/Getty Images
インテルとミランがリヴァプールのスペイン代表DFアルベルト・モレノの獲得を狙っている。イギリス紙『デイリーメール』が11日付で報じた。
昨夏の移籍市場ではアトレティコ・マドリードもモレノの獲得を狙っていると報じられていた。しかし、同クラブは未成年選手の獲得及び登録に関する規定違反があったとして、CAS(スポーツ仲裁裁判所)から、今夏の移籍市場での補強が禁止される可能性があるため、噂は沈静化している。
リヴァプールは左サイドバック(SB)の人選に悩んでいると報道した同紙。昨夏の移籍市場でレスターのU-21イングランド代表DFベン・チルウェルやフルアムのU-19イングランド代表DFライアン・セッセントンを狙っていたが、いずれも破談に終わったと伝えている。
モレノは今シーズンのプレミアリーグ第32節終了時点で、先発出場2試合にとどまっている。同紙によると、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はモレノのディフェンス面に不満があると感じており、元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが左SBのファーストチョイスになっている。同監督はモレノとともにフランス代表DFママドゥ・サコーも移籍市場で売りに出そうと目論んでいるようで、2人の移籍金を補強資金に充てるつもりである、と締めくくった。