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モウリーニョ、同胞R・サンチェスに言及「もっと成長できるクラブに」

2017.04.11

マンUのモウリーニョ監督(右)がR・サンチェス(左)についてコメントした [写真]=Bongarts/Getty Images、Getty Images

 今シーズン、バイエルンに加入したものの出場機会に恵まれていないポルトガル代表MFレナト・サンチェスの状況について、同じポルトガル出身でマンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が言及した。イギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。

 昨年夏にベンフィカからバイエルンに移籍加入したR・サンチェス。新天地では公式戦23試合に出場しているが、先発出場はわずか8試合にとどまっている。モウリーニョ監督は「若い選手は、もっと成長できるクラブに行くべきだ。それほど大きなプレッシャーがなくて、順位表の真ん中ぐらいにいて、勝ったり負けたりを繰り返しているクラブだったら簡単にプレーできる。しかし、ビッグクラブではそうはいかない」として、世界の超一流選手が集うバイエルンで若手選手が定位置を勝ち取ることは非常に困難であると認めた。

 さらにモウリーニョ監督は「R・サンチェスがここ最近でプレーした最後の試合は、バイエルンが負けてしまったホッフェンハイム戦だ。彼がチャンピオンズリーグ準々決勝でプレーするだろうか?私には疑問だ」とコメント。久々の試合出場となったホッフェンハイム戦で良い結果が出なかったことから、同選手の置かれた状況が急に変わることはないとの考えも明らかにした。

 取材の中で「もう少し早くユナイテッドの監督になっていたら、彼の獲得競争に加わっていたはずだ」と語ったように、モウリーニョ監督自身もR・サンチェスの才能を高く評価している。それだけに、バイエルンでベンチを温める日々が続いている現状がもどかしくてならないようだ。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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