アーセナルのヴェンゲル監督(右)がファンを称賛した [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、同クラブのファンを称賛している。イギリスメディア『BBC』が2日付で伝えた。
2日に行われたプレミアリーグ第30節で、6位のアーセナルは4位のマンチェスター・Cと対戦。2度リードを許しながらも食らいつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。勝ち点3を得ることはできなかったが、ヴェンゲル監督はスタジアムで声援を送ったファンに対して「今日のファンは素晴らしかったと言わなければならないね」と感謝を伝えている。
さらに「0-1となった時、そして1-2となった時、ファンは我々に逆らうことができたかもしれない。だが、あの難しい瞬間を切り抜けようとする彼らは本当に素晴らしかったと思うよ」と続け、ファンの姿勢を称えた。
一方でそんなファンからは退任を求める声も多く上がっている。これについて同監督は「私は多大なる忠誠心を示し、常に働いてきた。ここにどれくらいいるかは分からないが、私はこのクラブを愛しているし、ベストを尽くす。私の心の中でははっきりしているよ。すぐに分かるだろうから、心配しないでくれ」とコメント。近いうちにその去就が明らかになることを示唆した。
次節、アーセナルは5日にホームでウェストハムと対戦する。