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モウリーニョとコンテ、両指揮官が激しい“タッチライン・バトル”…原因は?

2017.03.14

タッチライン際で激しい口論を見せたモウリーニョ監督(左)とコンテ監督(右) [写真]=AMA/Getty Images

 13日に行われたFAカップ準々決勝で、マンチェスター・Uのスペイン人MFアンデル・エレーラが退場となった場面を巡り、ジョゼ・モウリーニョ監督がチェルシーのアントニオ・コンテ監督とタッチライン際で激しい口論を繰り広げた。原因を作ったのは一部のホーム・サポーターだったかもしれない。13日付のイギリス紙『サン』が報じている。

 昨シーズン途中まで2度に渡ってチェルシーの指揮官を務めていたモウリーニョ監督。1度目の在任中には2004-05シーズン、05-06シーズンと2年連続でプレミアリーグを制し、チェルシーをイングランドのトップクラブへと導いた。以後、インテルとレアル・マドリードを経て2度目の就任となった14-15シーズンには、3度目のプレミアリーグ優勝を果たしている。

 だが、チェルシーファンの中には、モウリーニョ監督がスタンフォード・ブリッジでマンチェスター・Uを率いる姿を喜ばしく思っていない者もいたのだろう。一部のファンからは「くそったれ、モウリーニョ!」と汚いチャントが飛び交っていた。モウリーニョ監督は、自身の在任中に果たした3度のリーグ制覇を誇示するように、3本の指を立てて反応していたが、次第にフラストレーションは溜まっていたようだ。

 追い打ちをかけるように前半35分、エレーラに2枚目のイエローカードが提示されると、判定を不服としてタッチライン際で猛抗議。同じく激情家として知られるコンテ監督との激しい口論へと転じた。

 なお同試合は、51分にフランス代表MFエンゴロ・カンテが決めたゴールで、チェルシーが1-0と勝利。FAカップ敗退となったマンチェスター・Uはいち早く気持ちを切り替えて、16日に控えるヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグのロストフ戦に臨まなければならない。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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