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ロシアで待ち受ける悪質ピッチ…マンUモウリーニョ「フィールドと呼べるのか」

2017.03.08

ELロストフ戦の記者会見に応じたモウリーニョ監督 [写真]=Man Utd via Getty Images

 マンチェスター・Uジョゼ・モウリーニョ監督は、現地9日に行なわれるヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファーストレグのロストフ(ロシア)戦を前に、会場となるオリンプ2・スタジアムのピッチ状態が予想よりも悪く、誰を起用するかわからないと語った。クラブ公式サイトが8日に伝えた。

 マンチェスター・Uは敵地での一戦に向け、7日に本拠地のオールド・トラッフォードから約3012キロ離れた試合会場に到着した。モウリーニョ監督は、試合前日の会見前にピッチの状態を確認したところ、以前話した通り、選手の安全を確保できるか不安と話している。

 モウリーニョ監督はリポーターに「明日プレーすることが未だに信じられない」と語った。「試合をしなければいけないことはわかっている。だが、あのフィールドでプレーするとは信じ難い。あの状態を『フィールド』と呼べるのならね」。

ロストフの本拠地であるオリンプ2・スタジアム [写真]=Man Utd via Getty Images

 アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがメンバー入りする可能性について聞かれた指揮官は「どの選手を起用するかはわからない。本当だ。どういうメンバーを組むかはわからない。ムヒタリアンがプレーするかはわからない。もっとプレーが可能な状態だと思っていたが、そうではなかった。つまり、色々と考えないといけない」と答えた。

「今まで誰ともコンタクトを取っていなかった。ピッチの状態を確認しに行ったとき、UEFA(欧州サッカー連盟)のスタッフ一人とコンタクトを取って、彼に私の懸念するところを伝えた。彼は、『保険に入っているので、もし何か起こっても大丈夫』と言っていた」

 モウリーニョ監督は、ボーンマスのイングランド人DFタイロン・ミングスとの接触によりFA(イングランドサッカー協会)から国内戦3試合の出場停止処分を受けた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチについてはコメントを避けた。しかし、ロストフ戦では起用することを明言している。

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