FOLLOW US

レアルではなくバルサへの移籍を望んでいた?…エジルが自伝で裏話明かす

2017.03.03

2010年夏にレアル・マドリードへ移籍したMFエジル [写真]=Getty Images

 アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルが自伝『Die Magie des Spiels(ゲームの魔法)』を出版し、2010 FIFAワールドカップ後にブレーメンからレアル・マドリードに移籍した際の経緯について明らかにした。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 南アフリカで行われたワールドカップで攻撃のキーマンとして活躍し、ドイツ代表の3位入賞に貢献したエジルのもとには、大会後にアーセナル、マンチェスター・U、バイエルン、レアル・マドリード、そしてバルセロナの計5クラブからオファーが届いていたという。

 このうち、エジルが最も移籍を望んでいたクラブはバルセロナで、「あんなに美しいサッカーをするチームは世界中のどこにもない」と思うほど、同クラブのサッカーに強く魅了されていたそうだ。

 しかし、移籍交渉の場でバルセロナと接触した際に、当時の指揮官だったジョゼップ・グアルディオラ氏は姿を見せず。その後も同氏からエジルに連絡が来ることは一切なかったという。グアルディオラ氏のこうした態度から、バルセロナは自分をそれほど必要としているわけではないと感じたエジルは、熱心に誘ってくれたジョゼ・モウリーニョ氏が率いるレアル・マドリードへの移籍に心が傾いていったと告白している。

 2010年8月にレアル・マドリード入りを果たしたエジルは、公式戦159試合に出場して27ゴールを記録。2013年9月にアーセナルへ移籍するまでに、リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャを1度ずつ制覇した。

(記事/Footmedia)

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO