リヴァプール戦でチームの2点目を喜ぶレスターイレブン [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第26節が27日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとリヴァプールが対戦した。
今月23日、2015年夏からチームを指揮し、昨シーズンはプレミアリーグ優勝をもたらしたクラウディオ・ラニエリ監督を解任したレスター。今シーズンはここまで5勝6分け14敗で、2017年に入ってからはリーグ戦無得点、現在5連敗中の17位と低迷している。
新たな一歩を踏み出すこととなったレスターは今節、5位リヴァプールをホームに迎えた。2トップにはイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと岡崎、その他にアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ、イングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターらが先発メンバーに名を連ねた。一方のリヴァプールは、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、同MFフィリペ・コウチーニョ、イングランド代表MFアダム・ララーナらがスタメンに入った。
試合は開始28分、レスターに待望の先制点が生まれる。中盤でボールを拾ったマーク・オルブライトンがセンターサークル付近から右足でスルーパス。これに反応したヴァーディがエリア内右に完全に抜け出すと、GKシモン・ミニョレの位置を確認してゴール右下に流し込んだ。これがレスターにとって2017年リーグ戦初ゴールとなった。
レスターは39分、エリア内左からオルブライトンが左足でクロス。これはゴール前で相手DFにクリアされたが、エリア外中央にこぼれたボールをドリンクウォーターがダイレクトで右足一閃。無回転気味の強烈なミドルシュートはゴール右下に突き刺さった。前半はレスター2点リードで折り返した。
後半に入って60分、レスターがさらに追加点を奪う。左サイド深い位置でマフレズからパスを受けたクリスティアン・フクスが右足でクロスを供給。エリア内中央でヴァーディが頭で合わせると、ボールはゴール右に吸い込まれた。
3点を追うリヴァプールも反撃。68分、左サイドのエムレ・ジャンが相手DFをかわしながらドリブルで中央に侵入。エリア付近中央に走り込んだコウチーニョにラストパスを送ると、ワントラップして右足でシュート。GKカスパー・シュマイケルは一歩も動けず、ゴール左下隅に決まった。
試合はこのまま終了し、レスターが3-1で2017年初白星。順位も15位まで浮上した。一方のリヴァプールは直近の5試合で3敗目。上位との差を詰めることができず、痛い黒星となった。なお、岡崎は69分までプレーしている。
次節は3月4日、レスターはハルと、リヴァプールはアーセナルとそれぞれホームで対戦する。
【得点者】
1-0 28分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
2-0 39分 ダニー・ドリンクウォーター(レスター)
3-0 60分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
3-1 68分 フィリペ・コウチーニョ(リヴァプール)
By サッカーキング編集部
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