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デフォー、引退後のキャリアについて質問攻めに?「母親がいつも聞いてくる」

2017.02.15

34歳となった今でも健在ぶりを見せつけているデフォー [写真]=Sunderland AFC via Getty Images

 サンダーランドに所属する元イングランド代表FWジャーメイン・デフォーがイギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、現役引退後のキャリアについてはまだ何も考えておらず、むしろ自身の母親から質問攻めに遭っていることを明らかにした。13日付の同メディアが伝えている。

 今シーズンのプレミアリーグで、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインと並び、イングランド人最多の14ゴールをマークしているデフォー。サンダーランドがここまでのリーグ戦で挙げた24ゴールのうち、半数以上は同選手のゴールであり、34歳となった今も健在ぶりを見せつけている。

 そんなデフォーは、昨年夏にサンダーランドとの契約を2019年まで延長。ただし、その先のキャリアについてはノープランだとし、むしろ自身の母親の方が将来について心配していると明かした。

「母親がいつもこう聞いてくるんだ。『あなたは、いつまで現役を続けるの?』、『コーチングライセンスはいつ取り行くの?』ってね。正直、僕自身も分からない。今は1日1日を大切に過ごしているだけなんだ」

 その上で、デフォーは元イングランド代表FWのレス・ファーディナンド氏やイアン・ライト氏ら、すでに第二の人生を歩み出している旧友たちの声にも耳を傾けているとしながらも、選手だからこそ味わえることがあると話した。

「彼らにはいつも、『やっぱり寂しいものかい?』と質問しているよ。引退して失ってしまうものは、練習や試合だけじゃない。ドレッシングルームで過ごす仲間たちとの時間も、もう取り戻すことはできないんだ」

 現役に別れを告げる瞬間は確実に近づいているとはいえ、現在もイングランド屈指のストライカーとして活躍するデフォー。衰え知らずのベテランFWは「大切なのは1日でも長く現役を続けること。なぜなら、それが一番好きだからさ」と話しており、その情熱がなくならない限りは母親の心配も杞憂に終わりそうだ。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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