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マンUの大型補強は終了?…モウリーニョ「今夏は落ち着いたものになる」

2017.02.11

夏の補強について語ったモウリーニョ監督 [写真]=Man Utd via Getty Images

 マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、エド・ウッドワード副会長が示唆した「マンチェスター・Uは今夏、数的には例年を上まわることはないにせよ実質的な戦力補強をおこなう」という意見に賛同していると語った。クラブ公式サイトが10日に伝えた。

 9日に行われた株主総会の席で、ウッドワード副会長は「チームの補強は続けていく。しかしだからといって数多くの選手をかき集める(chum)つもりはない」と発言した。

 10日にAonトレーニング・コンプレックスで行われた定例の試合前会見の席で、この件について質問を受けたモウリーニョ監督は、「新しい英語の単語を学んだよ」というジョークを皮切りに次のように話した。

「きのうは友人に“chum”という単語の意味を尋ねた。まったく知らない言葉だったからね。私のボキャブラリーにはない単語だったが、学ぶことは常に必要だ。その意味でもこの新しい単語を知る機会を与えてくれたエドには感謝している」

 続いてウッドワーズのコメントに言及。「彼の意見はまったくそのとおりだ」。

「もちろん我々の間でも話し合っているし、次の手を相談している。我々のチームは、他のどのチームとも同じようにテコ入れが必要だ。一方でいまのチームにポテンシャルがあることも理解している。優秀な選手がたくさんいるし、年齢的にも適齢期にある。ちょうど成長する時期だ」

「2人か3人、あるいは4人くらいは新たに良い選手を獲得できたらいいと考えている。我々が実現したいと考える理想のフットボールを実践できる人材、あるいは、今のチームをより成長させてくれるような選手だ。6、7人手放して同じ数の選手を手に入れる、というようなことには興味はない。こういう場合はたいてい、その6、7人のうちの2人は素晴らしい能力を持っているが、あとは手放す選手と能力的には変わりがないものだ。だからそんなゲームをやるつもりはない」

「いまは非常に安定した状態にあるから、夏の移籍市場も落ち着いたものになる。何人かは離脱し、何人かは参入するがごく自然な流れで進んで行くことだろう。エドが使った単語はまさに的をついているよ!」

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