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逆転プレミア制覇へ自信見せるアーセナルFWジルー&GKチェフ「力を信じている」

2017.01.20

新スパイク発表会に登場したジルー(左)とチェフ

 2月24日に発売を控えるプーマの新スパイク『evoPOWER Vigor 1』が1月16日に発表されたことに合わせ、ロンドン市内で発表会が開催。同製品を着用するアーセナル所属のフランス代表FWオリヴィエ・ジルーと元チェコ代表GKペトル・チェフが出席した。

 同イベントでは発表会や記者団が実際にスパイクを履き、ジルーやチェフに指導を受けるといったアクティビティが実施。その中で取材の時間も設けられた。

 ジルーは今シーズン、負傷の影響などにより出遅れ、前半戦は出場機会に恵まれなかった。しかし、リーグ戦今シーズン初先発となった第18節のウェスト・ブロムウィッチ戦で起用応える決勝ゴールを挙げると、そこから公式戦5試合連続ゴール中と好調を維持している。

オリヴィエ・ジルー

[写真]=Getty Images

 特に元日のクリスタル・パレス戦で決めた左サイドからのクロスを左足のヒールボレーで決めた“スコーピオンシュート”は話題となったが、この日もその得点について問われ、「夢のようなゴールだったね。子どもの時から、ジャン・ピエール・パパンやアンドリー・シェフチェンコを見て育ってきた。ピッチで彼らのプレーをマネしていたけど、あのスコーピオンキックは無意識に本能から出たプレーだったし、素晴らしい形の記憶に残るゴールになったね」と、改めて喜びを語った。

 リーグ戦では現在4位に位置し、首位のチェルシーとは勝ち点8差となっている状況だが、「優勝できると思っている」と巻き返しは可能と話すと、「自分たちの力を信じているし、アーセナルらしいプレーで勝利を築いていけると信じている。まだシーズンは長いし、優勝するためにできる限りのことを考えて、前向きにプレーしていくつもりだ」と続け、チームのためにプレーすることを力強くコメントしている。

ペトル・チェフ

 また、昨シーズンにチェルシーから加入した守護神のチェフは古巣について、「監督がアントニオ・コンテに代わり、常勝チームとなったのは、チーム内に哲学や信念が備わっているからだ。あとは連勝して勢いを保てれば、栄冠も自ずとついてくるものだよ」と勢いと指揮官の手腕を称える一方で、「優勝を争う意味でも2月4日のチェルシー戦(アウェー)は大事な試合になる。もちろん、今のアーセナルにも常勝チームになれる要素は備わっている。今はチェルシーを追う立場だけど、今後の長いシーズン後半戦で連勝を築ければチャンスは広がるだろう」と、ジルーと同じく巻き返せる自信を示している。

 また、「今のチームのシステムに僕らは順応しているし、決定機の数を増やせれば自ずとゴールもついてくる。僕らは今後もそれを続けていくつもり」と現在のチーム作りの方向性に間違いはないと確信があるようで、「チーム全員が、自分が必要とされていることを感じることが大切だ。クラブも選手たちも高い目標を持っていて、全員が同じ目標とモチベーションを持って毎試合での勝利を目指しているし、その先の優勝を狙っている。チャンピオンズリーグでも、できる限り勝ち進みたい」と、2月に再開するチャンピオンズリーグでの上位進出にも言及している。

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