先制点を挙げて喜ぶトッテナムのデレ・アリ(左) [写真]=Tottenham Hotspur FC via Getty Images
プレミアリーグ第20節が4日に行われ、トッテナムとチェルシーが対戦した。
首位に立つチェルシーは前節終了時点で13連勝。この試合に勝利すればアーセナルの持つリーグ最多連勝記録「14」に並び、同一シーズンにおける連勝の新記録を樹立することになる。今節はGKティボー・クルトワ、DFガリー・ケーヒル、MFエンゴロ・カンテ、エデン・アザール、FWジエゴ・コスタらがスタメンに名を連ねた。
もちろん、トッテナムもホームゲームとなる一戦でチェルシーの連勝ストップを狙っている。GKウーゴ・ロリス、DFトビー・アルデルヴァイレルト、MFクリスティアン・エリクセン、デレ・アリ、FWハリー・ケインらがスタメン出場した。
5分、ネマニャ・マティッチからのスルーパスを受けたアザールが、エリア左からシュートを放つが、枠を捕えることができなかった。一方のトッテナムは23分、エリクセンがミドルシュートを撃ったが、ゴールの左に外れて得点には結びつかない。
チェルシーは36分、左サイドのアザールからエリア手前にパスが送られると、D・コスタが遠目から狙ったが、ボールはバーの上。トッテナムは39分、ダニー・ローズのフリーキックからエリック・ダイアーがヘディングしたが、GKクルトワに弾かれた。
前半アディショナルタイム1分、エリクセンの浮き球のボールをフリーになっていたデレ・アリが頭で流し込んでトッテナムが先制に成功した。
前半はチェルシーが1点のビハインドを負って折り返す。
47分、D・コスタがミドルシュートを放つ。ボールは枠内に収まっていたが、GKロリスが弾いて難を逃れた。すると54分、エリクセンが右サイドから上げた浮き球のボールを再びアリが頭で押し込む。1点目と同じくエリクセンとアリのホットラインからゴールが生まれ、スコアは2-0となった。
77分、トッテナムはエリア手前からのフリーキックを獲得。これをエリクセンが直接狙ったが、ポストの左に外れていった。
そのまま試合は終了し、トッテナムが2-0で勝利を収めた。チェルシーの連勝記録は「13」でストップし、新たな1シーズンでの連勝記録を更新するには至っていない。
次節はトッテナムが14日にホームでウェスト・ブロムウィッチ、チェルシーがアウェーで日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターと対戦する。
By サッカーキング編集部
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