ボーンマスに2点目を奪われ落胆するサンチェス [写真]=Getty Images
アーセナルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスが、試合中に苛立つ様子を見せた。3日付けのイギリス紙『メトロ』が報じている。
サンチェスは3日に行われたプレミアリーグ第20節ボーンマス戦に先発出場した。同試合では前半からアーセナルが2点を先行される苦しい展開。後半にも1点を奪われたアーセナルだが、その後サンチェス、スペイン人FWルーカス・ペレス、フランス代表FWオリヴィエ・ジルーの得点でなんとか追いつき、3-3のドローで試合を終えた。
同試合のサンチェスは終始苛立ちを露わにしていた。前半にチームメイトのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーがパスではなくシュートを選択したことに怒りを示していたほか、試合終了のホイッスルが吹かれた際には手袋をピッチに投げつけるなど、落ち着きを失っていたようだ。
なお、サンチェスは1月1日に行われた第19節クリスタル・パレス戦でも、試合終了時に怒りの表情を見せていたという。同試合でアーセナルは2-0の勝利を収めていた。
現在、サンチェスには移籍に関する様々な憶測が飛び交っている。同紙によれば、ユヴェントスとチェルシーが同選手と接触しているようだ。冬の移籍市場がばかりの一戦で見せた態度が、退団報道に拍車をかけている。
当然、アーセナルは今シーズン13ゴールを挙げるサンチェスを引き止めたいところ。しかし、来シーズンで切れる契約の延長はいまだ実現していない。
同クラブは現在、1試合消化の少ない首位チェルシーに8ポイント差を与えている。次戦は14日にスウォンジーと対戦する予定だ。
By サッカーキング編集部
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