2016.12.22

トッテナム指揮官、新時代を予見「次世代のメッシやC・ロナはプレミアに集まる」

現在のサッカー界を席巻するメッシ(左)とC・ロナウド(右) [写真]=Getty Images

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノと、近年のフットボール界で双璧を成し続けて来た両雄が揃ってプレーするリーガ・エスパニョーラ。しかし、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、いずれはプレミアリーグがそれに取って代わる存在になると考えているという。

 双方のリーグで指導実績を持つポチェッティーノ監督は、現時点ではプレミアリーグよりもリーガ・エスパニョーラの方が多くのスター選手がプレーしているとの認識を示したうえ、その理由を次のように説明した。

「イングランドではスペインよりも放映権収益の分配が均等だ。全てのクラブに資金力があり、そこまで大きな違いはない。それゆえ、プレミアリーグにおけるクラブ間の競争は非常に厳しいものとなっている。一方、スペインではレアル・マドリードおよびバルセロナとそれ以外のクラブの間にもの凄い差がある。これにより、2強が世界屈指の選手を次々と獲得できる状況となっている」

 ポチェッティーノ監督はその一方で、リーガ・エスパニョーラにおける放映権収益の分配が是正の方向に向かいつつあることから、次世代のスターは世界で最も資金力のあるプレミアリーグに集中すると予想した。

「彼らのような類の選手は毎年のように現れる訳ではない。今はバルセロナとレアル・マドリードが手にしており、誰にも奪い取ることはできない。しかし、リーグの経済力を考えれば、次世代のメッシやクリスティアーノ・ロナウドはイングランドでプレーしているはずだ。近い将来、優秀な才能がプレミアリーグに集まる時代が来ることだろう」

 とはいえ、2016年のバロンドール(世界年間最優秀選手)でも、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノが2年ぶり4度目の受賞に輝き、2年連続6度目の受賞が掛かったバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2位に入るなど、両選手が世界ナンバーワンの座を争うという構図は変わっていない。それゆえ、ポチェッティーノ監督が予見する時代が到来するとしても、もうしばらく先の話になりそうだ。

文=北村敦

欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
87pt
マンチェスター・U
74pt
リヴァプール
70pt
欧州順位をもっと見る
バイエルン
75pt
シャルケ
55pt
レヴァークーゼン
51pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
83pt
アトレティコ・マドリード
71pt
レアル・マドリード
68pt
欧州順位をもっと見る
ユヴェントス
85pt
ナポリ
81pt
ローマ
64pt
欧州順位をもっと見る