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イブラを巡って舌戦勃発!モウリーニョの指摘にオーウェンが巧みな切り返し

2016.12.16

モウリーニョ監督(左)とオーウェン氏(右)の間で舌戦が勃発した [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督と元イングランド代表FWのマイケル・オーウェン氏が、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチを巡って舌戦を繰り広げた。14日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 事の発端はオーウェン氏の発言だった。イギリスメディア『BTスポーツ』で解説者を務めるオーウェン氏は先日、マンチェスター・Uが今夏に35歳のイブラヒモヴィッチを獲得したことについて、「短期的な解決策にすぎない」と述べたのだ。

 すると、『BTスポーツ』のインタビューを受けたモウリーニョ監督は、オーウェン氏の選手時代の成績を持ちだして反論。「ズラタンは1シーズンで、オーウェン氏がマンチェスター・Uで過ごした3シーズンの総ゴール数を上回るだろうね。オーウェン氏は3シーズンで計17ゴールだ。ズラタンはたった半年でその数字に並ぼうとしている。だから彼を獲得したのは悪い選択ではなかったね」と、14日のプレミアリーグ第16節クリスタル・パレス戦で今シーズンの公式戦14ゴール目を決めたエースの存在価値を強調した。

 すると、今度はオーウェン氏が反撃。「監督という人種は怒りっぽいものだね」と返答すると、「私は、ズラタンの獲得は長期的に考えた補強ではないと言ったのさ。ちょうどロビン・ファン・ペルシーを獲得した時のように、1、2年だけを見越して獲得した戦力ってことだよ。でもマンチェスター・Uは、いつか次のウェイン・ルーニーを見つけなければならない。18、19歳ぐらいの有望な選手を獲得するか、自前で輩出するかしないとね」と自身の発言の真意を説明した。

 さらにオーウェン氏は、モウリーニョ監督に指摘されたゴール数に関して、「私のゴールの方がマンチェスター・Uにとって価値があると思う。なぜなら私の給料はズラタンの週給の10パーセント程度だったからね」と冗談を交えながら回答。モウリーニョ監督の鋭い指摘にも動じることなく、巧みな切り返しを披露している。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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