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レスター、クリスマス・パーティーを“自粛”?…14位低迷で「許されないと思う」

2016.11.28

不調のレスター。ヴァーディは13試合で2ゴールと苦しんでいる [写真]=Leicester City FC via Getty Images

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが、今年のクリスマス・パーティーを自粛する可能性があるようだ。27日付のイギリス紙『ミラー』が報じている。

“Jamie Vardy’s Having A Party!”

 ファンがイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディに愛を込めて歌うこのチャントは、“ミラクル・レスター”にとってのスローガンのようなものだった。昨シーズン、レスターの選手たちが見せた抜群の一体感は、文字通り“パーティー”に象徴されていた。昨年12月には、デンマークのコペンハーゲンで少し早めのクリスマス・パーティーを開催。選手たちはコスプレ姿で親睦を深め、チームの結束を強めた。そして今年5月2日、プレミアリーグ第36節で当時2位のトッテナムがチェルシーと引き分けたことで、プレミアリーグ優勝が決まった瞬間も、選手たちはヴァーディの自宅でホームパーティーを楽しんでいた。

 しかし、一転して低迷している今シーズンは、クリスマス・パーティーが開催されない可能性があるという。レスターはプレミアリーグ第13節終了時点で、2部降格圏と勝ち点差「2」の14位。イングランド人DFダニー・シンプソンは「このままではクリスマスにパーティーが許されるとは思えないね」と、現在の成績を嘆いている。

 プレミアリーグはクリスマスの時期から過密日程が続くため、各クラブの選手たちは12月上旬から中旬頃に“前倒し”でクリスマス・パーティーを楽しむことが多い。しかし、残留争いを強いられていたり、不甲斐ない成績が続いていたりするチームの選手たちがパーティーを“自粛”するのも、よくある話だ。チャンピオンズリーグではすでに決勝トーナメント進出を決めているものの、プレミアリーグではクラウディオ・ラニエリ監督が「残留争いを戦っている」と認めざるをえないほどの苦境にある。それゆえ、現在のレスターも、楽しいパーティーを自粛せざるを得ないかもしれない。

(記事/Footmedia)

クラシコ

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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