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エヴァートン指揮官、FWデパイの獲得願望明かす「出場機会が必要」

2016.11.14

13日のルクセンブルク戦に出場するデパイ [写真]=VI Images via Getty Images

 エヴァートンのロナルド・クーマン監督が、マンチェスター・Uに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得を望んでいることを明かした。オランダメディア『FOX』に同指揮官が語った内容を引用し、アメリカメディア『ESPN』が13日に伝えている。

 PSVから2015年夏にルイ・ファン・ハール監督が率いていたマンチェスター・Uへ移籍したデパイだが、期待とは裏腹に低調なパフォーマンスに終始しプレミアリーグ29試合でわずか2ゴールに終わった。ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した今シーズンは出場機会に恵まれておらず、1月の移籍が噂されている。

 エヴァートンの指揮を執るオランダ人のクーマン監督は、デパイ獲得の可能性について尋ねられると、「彼が欲しい」と明言。その上で「面白い選手だ。素晴らしい個の力を持っている。あとはプレーする機会が必要なだけだね」と高く評価していることを語った。

 昨夏、サウサンプトンを指揮していたクーマン監督は、デパイの獲得を試みていたという。2014-15シーズンにはエールディヴィジで得点王を獲得した同選手にオファーを出したものの、最終的にマンチェスター・Uへの移籍が決まり破談となっていたようだ。

 22歳のデパイは今シーズン、スタメン出場した公式戦がわずかに1試合と、十分な出場機会を得ているとは言い難い状況。一方でオランダ代表では13日のルクセンブルク代表戦でフリーキックを直接叩き込むなど2ゴールを挙げて勝利に貢献。存在感を示している。

 同指揮官のもとでマンチェスター・Uと同勝ち点の7位に付けるエヴァートン。来年1月の移籍市場で新たな戦力の確保に動くのだろうか。

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