サンチェス(手前)の得点を祝うアーセナルの選手ら [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第10節が29日に行われ、サンダーランドとアーセナルが対戦した。
公式戦ここ10試合で8勝2分けと絶好調のアーセナル。前節終了時点で勝ち点を「20」へ伸ばし、首位マンチェスター・Cと並んだ。今節は敵地に乗り込み、ここまでのリーグ戦で勝利のないサンダーランドと激突した。スタメンにはドイツ代表MFメスト・エジルや、チリ代表FWアレクシス・サンチェスらが名を連ねている。
試合開始から19分、アーセナルが先制に成功する。右サイドのパス回しから、アレックス・オックスレイド・チェンバレンが柔らかいクロスを供給。これにエリア内のサンチェスが頭で合わせ、ゴール左上に流し込んだ。
続く26分、アーセナルはキーラン・ギブスから横パスを受けたアレックス・イウォビが中央へカットイン。そのまま右足でミドルシュートまで持ち込んだ。しかしこれはわずかにクロスバーの上へ外れる。
1点ビハインドのサンダーランドは後半に突入した65分、エリア内へ進入したダンカン・ワトモアがGKペトル・チェフに倒されPKを獲得。このチャンスをジャーメイン・デフォーがしっかりと沈め、同点に追いついた。
![PKを献上したアーセナルのチェフ(左) [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/10/GettyImages-618999464.jpg)
PKを献上したアーセナルのチェフ(左) [写真]=Getty Images
それでも71分、アーセナルは左サイドを駆け上がったギブスのクロスに、オリヴィエ・ジルーが体を倒しながらも反応。左足のボレーシュートをゴールへ叩き込み、再びリードを奪った。
勢いに乗るアーセナルは76分、エジルが蹴ったCKをジルーがニアサイドで頭に当てると、ボールはGKジョーダン・ピックフォードの手をかすめゴールへ吸い込まれた。アーセナルが2点差とする。
さらに78分、エリア内まで走りこんできたギブスが左足を振りぬく。このシュートは左ポストへ直撃するが、こぼれ球に途中出場のアーロン・ラムジーが反応して最後はサンチェスが右足でゴールへ押し込んだ。
![この試合で戦列復帰を果たしたアーセナルのMFラムジー [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/10/GettyImages-619035456.jpg)
この試合で戦列復帰を果たしたアーセナルのMFラムジー [写真]=Getty Images
試合を決定づけたアーセナルは、終盤もサンダーランドの追撃を許さず、試合は4-1のままタイムアップ。アーセナルはリーグ戦9試合負けなしとし、同日に開催されたゲームで勝利した首位のマンチェスター・Cをしっかりと追走する形となった。一方のサンダーランドは、リーグ10試合を消化して2分け8敗と、苦しい状況が続いている。
次節、サンダーランドは5日に敵地でボーンマスと、アーセナルは6日にホームでトッテナムと対戦する。
【得点者】
0-1 19分 アレクシス・サンチェス(アーセナル)
1-1 65分 ジャーメイン・デフォー(PK)(サンダーランド)
1-2 71分 オリヴィエ・ジルー(アーセナル)
1-3 76分 オリヴィエ・ジルー(アーセナル)
1-4 78分 アレクシス・サンチェス(アーセナル)
By サッカーキング編集部
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