2ゴールを挙げて勝利の立役者となったスタリッジ [写真]=Liverpool FC via Getty Images
フットボールリーグ・カップ(EFLカップ)4回戦が25日に行われ、リヴァプールとトッテナムが対戦した。
プレミアリーグでは第9節終了時点で3位のリヴァプールと、5位につけているトッテナム。上位勢同士の対戦が4回戦で実現することとなった。
ホームのリヴァプールは、ルーカス・レイヴァやマルコ・グルイッチ、ダニエル・スタリッジ、ディヴォック・オリジらが先発メンバーに名を連ねた。対するトッテナムは、ケヴィン・ヴィマーやベン・デイヴィス、フィンチェント・ヤンセンらが先発出場している。
スコアは立ち上がりに動いた。開始9分、敵陣でボールを奪ったグルイッチがドリブルでペナルティーエリア右側へ。シュートを放つと、相手DFに当たったボールがゴール前へ転がり、最後はスタリッジが身体ごと押し込んだ。ホームのリヴァプールが先制に成功した。
リードを奪ったリヴァプールは11分、先制ゴールのスタリッジがペナルティーエリア右角から左足シュート。ファーサイドの隅を狙ったコントロールショットは枠を捉えたが、相手GKの好守に阻まれて追加点とはならなかった。
攻勢をかけるリヴァプールは39分、スタリッジのラストパスからグルイッチが右足シュートを放ったが、ペナルティーエリア右側から対角線上に放たれたグラウンダーのボールは枠の左へと逸れた。前半は1-0で終了した。
後半に入っても攻撃の手を緩めないリヴァプールは53分、右サイドの背後へ抜け出したオリジのクロスからチャンスを迎えるが、シュートまで持ち込むことができない。それでも64分、ジョルジニオ・ワイナルドゥムのスルーパスに反応したスタリッジが最終ラインの背後へ抜け出し、敵陣を独走。最後は相手GKとの1対1を冷静に制し、追加点を挙げた。
2点ビハインドを負ったトッテナムは75分、ヤンセンがペナルティーエリア内での競り合いでファウルを受けてPKを獲得。自らキッカーを務め、ゴール中央へ決めて1点差に迫った。
1点差に詰め寄られたリヴァプールは81分、ペナルティーエリア左側でボールを持ったスタリッジが左足シュート。相手DFに当たってコースが変わったボールはクロスバーを叩き、3点目とはならなかった。
試合は2-1で終了。リヴァプールが逃げ切って勝利を収め、準々決勝進出を決めた。
リヴァプールの次戦は30日、プレミアリーグ第10節でクリスタル・パレスと敵地で対戦。一方のトッテナムは29日、日本代表FW岡崎慎司のレスターをホームに迎える。
【得点者】
1-0 9分 ダニエル・スタリッジ(リヴァプール)
2-0 64分 ダニエル・スタリッジ(リヴァプール)
2-1 76分 フィンチェント・ヤンセン(PK)(トッテナム)
By サッカーキング編集部
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