コシェルニー(中央)の決勝ゴールは疑惑を残した [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第7節が9月30日から10月2日にかけて行われ、アーセナルはバーンリーに敵地で1-0の勝利を収めた。しかし、試合終了間際に決まったフランス代表DFローラン・コシェルニーの決勝点が、オフサイドもしくはハンドだったのではないかという疑惑が浮上した。3日付のイギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。
問題となったゴールは、後半アディショナルタイム3分に生まれる。右サイドでボールを受けたアレクシス・サンチェスが供給したクロスをセオ・ウォルコットが頭ですらし、ボールはゴール前へ。エリア内でアレックス・オックスレイド・チェンバレンとコシェルニーが交錯したが、最後はコシェルニーに当たってネットを揺らした。
争点となっているのは、もしチェンバレンがボールに触れていた場合、コシェルニーの位置はオフサイドポジションであったのではないかということ。また、ボールがコシェルニーの手に当たって入ったのではないかという2点である。
この件に関して、チェンバレンは「誰のゴールだったかは君たちがよく知っているだろ? どっちが蹴ったかなんてどうでもいい、僕らがねじ込んだんだ」とコメント。一方のコシェルニーは「右足で押し込もうとしたが、気づいたらゴールに入っていた。手に当たっていたかどうかは分からない。でも、レフェリーの判断を尊重するべきだよ」と話し、両者ともにゴールを主張した。
また、アーセン・ヴェンゲル監督は、「リプレイを見ていないが、正直なところ、我々は少しばかりラッキーだったかもしれないね」と、ミスジャッジの可能性を否定しなかった。
このほかにも様々な選手、監督、専門家たちが“疑惑のゴール”について言及。色々な意見が飛び交い、波紋が広がっている。