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“赤い家族”の一員…モウリーニョが先制ゴールのマタ称賛「とても嬉しい」

2016.08.15

モウリーニョ監督(左)がマタ(右)の活躍を称賛した [写真]=Getty Images, AMA/Getty Images

 マンチェスター・Uは14日、プレミアリーグ開幕戦でボーンマスと対戦し、3ー1で勝利を収めた。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督がインタビューに応え、コメントを同日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 新戦力のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチらがスタメン出場したマンチェスター・Uは、スペイン代表MFフアン・マタの先制点を皮切りに、イングランド代表FWウェイン・ルーニー、イブラヒモヴィッチのゴールで3ー1と勝利した。

 先制ゴールを記録したマタについては、モウリーニョ監督との関係性について様々な憶測が飛び交ってきた。3年前、マタは同監督が就任したチェルシーで出場機会を得られずにシーズン半ばで退団した経緯があり、今夏マンチェスター・Uが同監督を招へいしたことで、マタが移籍するのではないかと噂されていた。7日に行われたコミュニティー・シールドのレスター戦では途中出場したにもかかわらず試合終盤に交代させられたため、再び2人の決別が近づいているとの見方もあった。

 しかしプレミアリーグの開幕戦という大舞台で先発起用されたマタは、見事に先制ゴールを挙げた。モウリーニョ監督は同選手の活躍について「重要で、賢いゴールだったね。フットボールを本能的にプレイする選手による得点だった」と先制点を称賛。その上で「前のクラブで6ヶ月間一緒に仕事をしていたから、彼のことはよく知っているんだ。彼が何をもたらせるか、そして何をもたらせないかを理解している。力を発揮するのに完璧な試合であれば、完璧にいくということだよ。そして、それが今日だったのさ」と、選手に対する理解の深さが成功を呼んだと明らかにしている。

 その上で指揮官は「力強いモノを創りあげている最中だ。そしてこれからもそうしていく。ピッチに立てた選手、ベンチに座っている選手、選ばれなかった選手ということではなく、それ以前に皆が“赤い家族”なのさ」と、チーム全体の連帯感の大切さを強調。開幕から好調な滑り出しを見せたが、今後に向けて「まだたったの3ポイントで、息つく暇もないよ。次の試合が迫っているからね」と気を引き締めていた。

 マンチェスター・Uは、10日に行われるプレミアリーグ第2節でサウサンプトンをホームに迎える。

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