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マンU初会見に臨んだモウリーニョ、ルーニーのFW起用&4人補強を明言

2016.07.06

マンチェスター・U就任後初の会見に臨んだモウリーニョ監督 [写真]=Man Utd via Getty Images

 マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ新監督が5日、本拠地のオールド・トラッフォードで行われた就任後初となる特別会見に出席した。クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。

 クラブの新指揮官として正式にお披露目となったモウリーニョ監督は、「ここは自分が望んだ場所だ」と強調。「誰もがやりたいと願う」仕事を与えられたことへの喜びを語った。

「このクラブについて、思っていることをうまく表現する言葉が見つからない。“夢の仕事”というような決まり文句は使いたくない。なぜなら、これは“夢の仕事”などでなく、現実だからだ。わたしはマンチェスター・Uの監督であり、それは誰もがやりたい仕事だということだ。しかし多くの者はその機会を得ることができない。しかしわたしは得た」

 また、新シーズンに受けて構想を思案中だというモウリーニョ監督は、昨シーズンやイングランド代表にて中盤でプレーしていたキャプテンのFWウェイン・ルーニー(30)について、MFよりもFWとして見ていると明かした。

「ウェインくらいの年の選手がプレースタイルを多少変えることはありうるが、決して変わることのないものがある。それがボールをゴールに入れたい、と感じる天性の嗅覚だ。いまの彼はストライカーではないかもしれない。しかし『6番』では決してない。ゴールから60メートルも下がった位置でプレーする選手ではないのだ」

「彼のパスは素晴らしい。だが、優れたパス技術を持った選手は大勢いるが、ゴールにボールを入れられる選手はそう多くない。私にとって彼は『9番』か『10番』、もしくは『9.5番』であって、『6番』や『8番』ではない」

 5月下旬に就任が決まって以来、モウリーニョ監督は新チームの組み立てに注力している。その間、MFマイケル・キャリック、FWマーカス・ラシュフォード、DFキャメロン・ボースウィック・ジャクソンとの契約を更新し、DFエリック・バイリーとFWズラタン・イブラヒモヴィッチの新戦力2人を獲得した。

「我々は、チームにバランスを与え、さらにクオリティを押し上げるべく4人の中核メンバーを選択した。3人目は間もなく公になるだろう」と今夏4人の補強をすると明言。「私はスペシャリストが好きだ。器用にいろいろこなすタイプではなくてね。私のアプローチは非常に特殊だ。よって、それに対応できるスペシャリストと求めている。多機能型の選手は、ケガ人が出たときにも重宝するし、常に必要な人材ではある。しかし私が欲しいのはスペシャリストだ」と補強する選手について自身の考えを語った。

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