アーセナルへの移籍が報じられているレスターFWヴァーディ [写真]=Getty Images
アーセナル移籍か、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターに残留か。イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの去就問題は、現地6日中に決着がつくようだ。イギリスメディア『BBC』が5日に報じた。
アーセナルはヴァーディ獲得でレスターとクラブ間合意に達している模様。契約解除金2000万ポンド(約30億7000万円)を支払い、ヴァーディには現在の週給8万ポンド(約1230万円)を上回る額での契約を準備していると報じられていた。
現在、ヴァーディはユーロ2016に臨むイングランド代表に参加中。10日にフランスで開幕する本大会に向けて、チームは6日にキャンプ地であるパリ北部のシャンティイに入る。同メディアによると、未だに去就について決断できていないというヴァーディだが、代表チームとともにフランスへ渡る前に、アーセナルに自身の意向を伝える模様だという。
現在29歳のヴァーディは、当時8部リーグのストックスブリッジ・パーク・スティールズでキャリアをスタートさせた。その後、ハリファクス・タウンを経て、2011-12シーズンから当時5部のフリートウッド・タウンに加入すると、リーグ戦36試合に出場して31ゴール、17アシストを記録。チームをリーグ制覇とフットボールリーグ2(4部相当)昇格へ導いた。
この功績が認められ、2012年夏に当時2部のレスターに移籍。翌2013-14シーズンには37試合で16ゴール10アシストをマークし、プレミアリーグ昇格に大きく貢献した。昨シーズンは34試合で5ゴール8アシストに終わったが、今シーズンは36試合に出場し、24ゴール6アシストを記録。レスターの快進撃をけん引し、クラブを“奇跡”のプレミアリーグ初優勝に導いた。