アーセナル移籍が決まり、フォトセッションに臨んだジャカ [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルは25日、ボルシアMGに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカについて、移籍加入で合意に達したと発表した。契約の詳細や移籍金については明かされていないが、「長期契約」と伝えられている。
ジャカは1992年生まれの23歳。2012年にスイスのバーゼルからボルシアMGに加入した。今シーズンはブンデスリーガで28試合出場3ゴールを記録している。
同選手については複数のイギリス紙が19日にアーセナル移籍目前と報じていた。ジャカ自身も「移籍に向けた交渉をしているかどうかはグラッドバッハ(ボルシアMG)とアーセナルの両クラブが知っているだろう。僕はまだグラッドバッハの選手だからね。ユーロ2016の前には結論が出ていると思うよ」とコメントを残していた。
移籍決定にあたり、ジャカは「アーセナルに加入することができて、非常に誇らしく思っている。ロンドンへ移動し、このクラブを代表してプレミアリーグでプレーする時を待ち切れないよ。アーセナルがトロフィーを勝ち取ってファンを幸せにするために、自分の全てを出してチームを助けたい」と、抱負を語っている。
またアーセン・ヴェンゲル監督は「彼はエキサイティングな若手選手だ。すでにブンデスリーガやチャンピオンズリーグでも経験を積んでいる。我々は彼のプレーを長い間、観てきた。我々のチームにクオリティーを加えてくれることだろう。スイス代表としてユーロ2016を良い大会にしてもらいたい。そして来シーズン、彼をアーセナルに迎えることを楽しみにしているよ」と、コメントを寄せている。