昨年12月までチェルシーの監督を務めていたモウリーニョ氏 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uは、21日に行われるFAカップ決勝でクリスタル・パレスと対戦。試合の結果に関わらず、終了後にルイ・ファン・ハール監督の退任とジョゼ・モウリーニョ氏の招へいが正式発表されるようだ。21日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
同紙によると、マンチェスター・Uのエド・ウッドワードCEO(最高責任者)とモウリーニョ氏の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が数週間前に接触。結論としては、FAカップ決勝の結果に関わらず、ファン・ハール監督の退任を決めたようだ。
マンチェスター・Uはモウリーニョ氏と3年契約を結ぶと見られており、年俸は1500万ユーロ(約18億5000万円)となる見通し。同氏は、今シーズンのプレミアリーグで5位に終わり、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を逃したチームの再建を任されることになりそうだ。
現在53歳のモウリーニョ氏は、チェルシー、インテル、レアル・マドリードなど数々のビッグクラブで多くのタイトル獲得に貢献。今シーズンは、昨シーズンに指揮官に復帰したチェルシーを率いていたが、開幕から不振に陥り、昨年12月に解任されていた。