2016.05.18

アフリカのマンUファン、初観戦の夢破れるも…最高の“おもてなし”に救われる

15日に開催予定だったマンUvsボーンマスの試合は“不審物”発見で中止となった [写真]=Getty Images
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 イギリス紙『ガーディアン』は16日、「シエラレオネからやってきたマンチェスター・Uファンを、サポーターグループが資金を出し合って助けた」と報じた。

 16日に行われる予定だったプレミアリーグ最終節のマンチェスター・U対ボーンマスは、珍しい事件が発生して開催自体が中止となった。開始前にマンチェスター・Uの本拠地オールド・トラッフォードで不審物が発見され、その処理と調査のために試合は17日夜に延期された。(※のちに不審物は訓練用の機器で、回収忘れだったことが判明)

 プレミアリーグ最終節であったため、当然ファンにとっても特別な試合だ。そして、オールド・トラッフォードを訪れた人の中には、なんとアフリカのシエラレオネからやってきたモーゼス・モモドゥカマラさんという男がいた。初めてマンチェスター・Uの試合を生で見るため、約5100キロの距離を飛んできたという熱狂的なサポーターだ。

 ところが、その試合が中止になってしまい、16日にはシエラレオネに帰らなければならない。なんとも悲運の旅になってしまったのだ。

 それを聞きつけたマンチェスター・Uのサポーターズトラストは、モーゼスさんになんとしても試合を見てもらいたいと奔走。フライトのために1250ポンド(およそ19万8000円)を支払っていた彼に、飛行機の予約を変更する資金を提供すると、一人のサポーターがモーゼスさんを一週間宿泊させることを承諾した。さらに延期分だけではなく21日にウェンブリーで行われるFAカップ決勝のチケットまでも提供したのだ。

 シエラレオネのルンギ国際空港でセキュリティを担当しているモーゼスさんは以下のように話し、仲間の支援に感謝した。

「とても残念だったし、ひとしきり泣いたよ。マンチェスター・Uの試合を生で見るのは初めてだったのに、それが実現しなかった」

「しかし、彼らが僕を世話してくれたんだ。僕は明日(17日)の試合を見に行って、そしてウェンブリーでの決勝戦にも行くつもりだ。とても幸せだ。彼らがそう伝えてくれたとき、圧倒されたし、興奮した。1つの試合を見逃した代わりに、2つの試合が見られるなんて。本当に幸せだよ」

「僕は25年間マンチェスター・Uのファンだった。ここは世界で最高のクラブだよ」

 なお、延期となったマンチェスター・U対ボーンマスは日本時間18日の午前4時キックオフ予定となっている。

(記事提供:Qoly)

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