インテルに在籍していたヴィディッチ(写真は昨シーズン) [写真]=Getty Images
日本代表DF長友佑都が所属するインテルを退団した元セルビア代表DFネマニャ・ヴィディッチが、プレミアリーグに復帰する可能性が高まっていることが明らかになった。20日付のイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。
昨年8月には腰の手術を受け、今シーズンここまでの公式戦で出場機会がなかったヴィディッチは、18日にインテルを退団した。同選手にはMLS(メジャーリーグサッカー)に所属するクラブからも関心が寄せられていたが、プレミアリーグへ移籍する可能性が高いという。
ヴィディッチの獲得に動き出したクラブはアストン・ヴィラ。今季のリーグ戦でわずか2勝と最下位に沈む同クラブは、失点数でもワースト3位タイの「38」を記録している。降格圏脱出に向けて、リーダーシップのとれるディフェンダーを望んでおり、ヴィディッチに白羽の矢を立てたようだ。
現在34歳のヴィディッチは母国セルビアでプロキャリアをスタート。その後スパルタク・モスクワを経て、2006年1月にマンチェスター・Uに加入すると、プレミアリーグを5回、チャンピオンズリーグを1回制覇するなど、数々のタイトル獲得に貢献した。