
マンチェスター・Uに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが4日、自身のフェイスブックのプロフィール画像を更新し、自身が着用するユニフォームからクラブロゴを消去したことが話題となっている。同日のイギリス紙『インディペンデント』などが報じた。
今月は冬の移籍市場が開く期間でもあり、デ・ヘアが時を同じくしてこのような行動をとったことから、複数メディアは昨夏に移籍交渉が取りざたされていたレアル・マドリードへの移籍の可能性を報じている。
現在25歳のデ・ヘアは過去2年間、マンチェスター・Uの年間最優秀選手に輝いており、昨年9月にクラブと新たに4年契約を結んだばかり。だが一方で、チームはプレミアリーグ第20節を終えて来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の4位トッテナムと勝ち点3差の5位につけるなど不振を脱却しきれずにいる。
そんな状況の中でもデ・ヘアは今シーズンの7試合で無失点完封を記録するなど、個人としては安定した好成績を築いており、今月発売のクラブ誌『ユナイテッド・レビュー』の中では、「世界一のゴールキーパーになるのが目標。そのためにベストを尽くす」と語るなど、秘めたる野望を垣間見せている。
なお、デ・ヘアは2日にホームで行われたスウォンジー戦で2-1の勝利に貢献しており、チームは11月21日のワトフォード戦以来、7試合ぶりのリーグ戦白星を挙げた。