チェルシーDF、ヒディンク新監督に期待「安定性をもたらしてくれる」

　チェルシーに所属するセルビア代表DFブラニスラフ・イヴァノヴィッチが、フース・ヒディンク新監督を歓迎している。23日付のイギリス紙『サン』が伝えた。

　今シーズン、不振が続くチェルシーはジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、19日にヒディンク監督の就任を発表した。就任が決まった新監督についてイヴァノヴィッチは「彼がどれだけ経験豊富であるかは知っているし、今チームに必要な安定性をもたらしてくれるはずだ」と期待を込めて語った。

　続けて、「今週からハードワークをして、良い結果をつかみたい。ヒディンクはクラブの雰囲気も知っているし、サポーターも彼のことが好きだ。初めてここに来た時にも成功しているからね。チームが彼のもとで復調のきっかけをつかむことを望んでいる」と話した。

　一方で、解任の憂き目に遭ったモウリーニョ前監督についてもコメントしている。同選手は「サンダーランド戦のスタジアムの良い雰囲気はモウリーニョのためのものだった。どれだけ彼がチェルシーファンの心の中にいるかということを感じることができたね。これは嬉しいことだし、彼はそれに値する。けど、ファンはヒディンクにも“ようこそ”と言ってあげてほしいね」と前監督の影響力の大きさを懸念しているようだ。