試合後にアーターを称えるハウ監督 [写真]=Getty Images
ボーンマスは、12日に行われたプレミアリーグ第16節でマンチェスター・Uと対戦し、2-1の勝利を収めた。この金星に貢献したボーンマスのアイルランド代表MFハリー・アーターは大きな悲しみを背負いながらプレーしていた。イギリスメディア『BBC』が同日に伝えた。
今シーズンからクラブ史上初のプレミア参戦を果たしたボーンマスは、前節のチェルシー戦で1-0の金星を収めると、今節もマンチェスター・Uを撃破。2試合連続で強豪クラブを倒す快挙を達成した。しかし、この快進撃の裏で、アーターに悲劇が起きていたという。
チームを率いるエディ・ハウ監督は試合後の会見で、週の半ばにアーターのパートナーが出産時に子供を亡くしていたことを明かした。「彼にとってとても感情的な1週間だった。本当に堂々と振る舞い、今日もしっかりと自分のプレーをこなした。さまざまな思いを抱いていただろう。とても信じられないことだよ」と同選手の振る舞いを称えた。
悲劇からわずか数日後に行われたマンチェスター・U戦でも、同選手は6試合連続のスタメンで試合に出場した。ハウ監督は「ハリーは何の迷いもなくプレーを望んだんだ。私も検討しなければならなかったが、彼と話した後、起用することに疑いはなくなったよ」と本人の強い意思を尊重したという。
それでもアーターは、84分にイエローカードを受けると、感情を露わにし、目には涙も浮かべた。ハウ監督はその2分後に同選手を交代させ、勝利を告げるホイッスルが鳴ると、抱擁で健闘を称えた。
「彼は感情を抑えて、本当の強さを見せた。チームメイトのサポートも素晴らしかった。試合後のロッカールームでは感動的なシーンもあったよ」とコメント。「彼をとても誇りに思う。だが、彼の苦しみは簡単になくならないだろう。だから我々がハリーの側にいてあげないといけない。私たちの思いは彼と彼の家族とともにあるよ」と同選手のサポートを明言した。
ボーンマスは次節、19日に敵地でウェスト・ブロムウィッチと対戦する。