アーセナルに所属するMFフラミニ
アーセナル所属の元フランス代表MFマチュー・フラミニが設立したエネルギー会社が、200億ポンド(約3兆7400億円)の市場規模が見込まれる新技術を開発したことが明らかになった。イギリス紙『サン』や『デイリーメール』など複数メディアが15日付で報じている。
2008年、フラミニはビジネスパートーナーのパスクワーレ・プラナータ氏と共同名義で「GFバイオケミカル」という会社を立ち上げていた。この会社が、有機化合物のレブリン酸を大量生産する技術を、世界で初めて実用化させることに成功したことがこの度明らかになった。
廃材やトウモロコシに含まれるレブリン酸は石油燃料に取って代わる新エネルギーとして期待されており、薬品、化粧品、食品などの産業で利用できるという。会社設立の経緯について、フラミニは「当初、会社の名前はグリーン・フューチャー(Green Future)にしようと考えていた。会社を設立してから7年間、このことは周りの誰にも話さなかった。2008年にミランに移った時にパスクワーレと出会って仲良くなり、何かいっしょにやろうという話をしていたんだ。僕は自然が好きで、気候変動や地球温暖化などのエコロジー問題にもつねに関心を抱いてきたからね」と語っている。
また、新エネルギーの可能性について、「しばらくして、レブリン酸というアメリカのエネルギー省が注目している物質に目をつけたんだ。これは石油燃料に代わるポテンシャルを持つ物質という話だった。レブリン酸の技術には将来性があり、この分野での研究・開発が大きな飛躍につながる可能性を研究者たちは教えてくれた」とコメントした。
これまで、新エネルギー技術の開発に数億円の資金を投じてきたフラミニは「我々はパイオニアだ。新しい市場の開拓を目指している。将来的な市場規模は200億ポンドになるポテンシャルがある」と喜びを表現している。
GFバイオケミカル社はイタリアのカゼルタにある工場に約80人の従業員を抱えており、合計で400人の従業員を雇っている。今年8月にイタリアは史上最も高い44.2パーセントという若年失業率を記録しており、フラミニはイタリアでの雇用創造にも前向きな展望を抱いているようだ。
By サッカーキング編集部
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