低迷続くチェルシー、解任危機のモウリーニョは「毎晩よく眠れる」

　キャピタル・ワン・カップの4回戦が27日に行われ、前回王者のチェルシーはPK戦の末、ストークに敗れた。試合後、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督のコメントをイギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

　低迷が続き、ここ数日は自身の後任候補がしきりに報道されているモウリーニョ監督。しかし、「クラブからの保証は必要ない。このような状況はファンタスティックだ。明日はオフだし、私には素晴らしい家族がいる。毎晩よく眠れるよ。そして、29日はここ15年と同じような日になるだろう」と厳しい状況に対しても気丈に振る舞った。

　また同監督は、「今日の選手たちを見て、メディアは『愚かだった』と言うだろう。一部のメディアは選手たちにとって本当に悪い存在だよ。元選手だった彼らは、うちの選手たちも彼らと同じようにできると考えているのだろう。私の選手たちは違う」と元選手であるメディアに対して苦言を呈した。

　モウリーニョ監督にとって正念場となる次の試合は、ユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプール戦。31日にチェルシーのホームで開催される。